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2023年 秋のおすすめ展覧会 ベスト10 ― 首都圏版 ― [9月・10月・11月]

アイエム[インターネットミュージアム]

芸術の秋がいよいよ到来へ。この秋に行くべき、おすすめの展覧会をアイエム編集部が厳選してご紹介します。全国版はこちらです。


印象派の巨匠・モネの作品が世界各地から集結

上野の森美術館では、柔らかい色遣いと温かい光の表現を得意とした印象派の巨匠・クロード・モネ(1840-1926)の作品を紹介。世界各地の30館を超えるコレクションから、モネの作品60点以上が一堂に介する展覧会。「モネ 連作の情景」は10月20日から。

上野の森美術館「モネ 連作の情景」


「モードの帝王」没後日本初の大回顧展

21歳の若さでディオールのデザイナーとしてデビューを飾った後、半世紀にわたりファッションシーンをリードしたイヴ・サンローラン。ルック110体やアクセサリー、ドローイング、写真など約300点が並ぶ、イヴ・サンローランの大回顧展「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」は国立新美術館で開催です。

国立新美術館「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」


世界を変えたキュビスム

20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックという2人の芸術家によって生み出され、大きな変革をもたらした「キュビスム」。パリのポンピドゥーセンターから国立西洋美術館にキュビスムの作品が来日する「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展」は、10月の開催です。

国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展」


世界遺産認定後、中国国外初の大規模シルクロード展 [PR]

東洋と西洋を結ぶシルクロード。古代から重要な交流、通商ルートであり、多様な民族が興亡した文化融合の地でした。東京富士美術館「世界遺産 大シルクロード展」には、中国国内27カ所の主要博物館、研究所から200点が出品。世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロード展です。

東京富士美術館「世界遺産 大シルクロード展」


横尾忠則の完全新作を初公開

東京国立博物館では、現代美術家・横尾忠則(1936-)の最新の作品を紹介する「横尾忠則 寒山百得」展を開催。展覧会は、中国、唐の時代に生きた伝説的な2人の詩僧をテーマにした「寒山拾得」を横尾忠則が独自の解釈で再構築したもので、画家活動の最大のシリーズとなる102作品が展示されます。

東京国立博物館「横尾忠則 寒山百得」展


偉人たちの食卓を見学

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから10年となる今年。国立科学博物館では、縄文時代から現代まで、和食の歴史を紐解く「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」を開催。卑弥呼や徳川家康ら歴史上の偉人たちの食事を再現した展示や、寿司や天ぷら、そばの屋台が並ぶ江戸の町にタイムスリップ。

国立科学博物館 特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」


ゴッホの作品25点が集結

20世紀の美術にも大きな影響を与えた画家のひとり、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)。SOMPO美術館では所蔵している《ひまわり》を含むゴッホの作品25点を紹介します。「ゴッホと静物画 ― 伝統から革新へ」は、10月17日から。

SOMPO美術館「ゴッホと静物画 ― 伝統から革新へ」


“永遠の都”ローマの歴史と芸術

イタリア・ローマ市庁舎の丘に建つピトリーノ美術館からは、約70点の彫刻や絵画、版画が来日し、“永遠の都”と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。ピトリーノ美術館のコレクションをまとめて日本で紹介する初めての機会となる「永遠の都ローマ展」は東京都美術館で開催。

東京都美術館「永遠の都ローマ展」


ブラック・ジャックの誕生秘話を解き明かす

東京シティビューでは、手塚治虫の名作漫画「ブラック・ジャック」が開催されます。会場では、マンガをもとに内装・間取りを読み解いてできた、ブラック・ジャックとピノコが過ごしたブラック・ジャック邸を再現。連載50周年記念「手塚治虫 ブラック・ジャック展」は10月6日から。

東京シティビュー 連載50周年記念「手塚治虫 ブラック・ジャック展」


今年は山口晃とセッション

アーティゾン美術館では、毎年恒例の「ジャム・セッション」を開催。今年は山口晃と石橋財団コレクションがセッション。「近代」、「日本的コード」、「日本の本来性」とは何か、山口晃の新作で解き明かしていきます。

アーティゾン美術館ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン

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