かながわ夢絵コンテスト 宮田姉妹(上大岡小)がそれぞれ受賞 「未来の世界」カラフルに描く
第29回かながわ夢絵コンテスト(主催/認定NPO法人こどもネットミュージアム)の審査結果が1月7日に発表され、宮田蘭紗さん(上大岡小2年)が最優秀賞、姉の夕桜さん(同4年)がサポーター特別賞「MYメディカル賞」となり、姉妹揃って受賞した。豊かな色彩と独創的なアイデアなどが審査員から評価された。港南区からの選出は宮田姉妹の2作品だけ。
同コンテストは小学生を対象にした県内最大級の絵画コンクールで、毎年「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」をテーマに作品を募集。自由な発想でオリジナリティーあふれる作品であることが審査基準。今回は合計4062点の応募から、最優秀賞が1点、優秀賞が3点、部門賞が7点、サポーター特別賞が22点、奨励賞が28点、入選90点の計151点が選ばれた。
タツノオトシゴ号
蘭紗さんの作品タイトルは「潜水艦タツノオトシゴ号で海へ!空へ!」。20日間程かけ12色の水彩絵の具やインクを使い「未来の世界」を仕上げた。作品には潜水艦に見立てたタツノオトシゴ号の中に自分と母親、愛犬も加え、カラフルな色使いで楽しそうな世界を演出した。潜水艦には大きな夢のつばさをつけ、「海をもぐり、空を飛べるようにした」と宮田さんは笑顔で話してくれた。
スイーツタウン
一方、姉の夕桜さんの作品は「あまーい香りただようスイーツタウン」。ペロペロキャンディーやプレッツェルの花など、お菓子の甘い香りに鳥や魚が遊びに来る未来のまちを描いた。鮮やかな色使いと細かい描写でまち全体を食べられるように菓子で埋め尽くした。「細かい作業は綿棒なども使った」と夕桜さん。姉妹での受賞に笑顔を見せた。