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宮前交通安全協会 窓口を警察署1階へ

タウンニュース

移転した宮前交通安全協会の窓口

宮前交通安全協会は4月7日、窓口を宮前警察署1階に移転した。運転免許証更新時の手数料支払いや写真撮影などの業務に対応する。

神奈川県警察は、今年3月から、警察署窓口で行う運転免許の更新や車庫証明など手数料の支払いに、キャッシュレス決済を導入。従来の収入証紙での支払いは3月末で終了したが、キャッシュレス決済の利用が難しい場合は、申請時に渡される納付書を使えば現金で支払える。支払いは一部の交通安全協会(安協)の窓口や、金融機関、コンビニエンスストアで可能だ。

キャッシュレス化が影響

宮前安協の窓口移転のように、キャッシュレス化が安協の活動に影響を及ぼしている。

各地の安協はこれまで、免許証の更新に必要な収入証紙の販売や顔写真の撮影、免許証の郵送手続きなどを行ってきた。その窓口を訪れた利用者に安協の活動意義を伝え、任意の会員を募集。会費などを元に、交通安全に関する啓発活動を行ってきた。

キャッシュレス化が進むことで安協の業務は削減。窓口を訪れる人の減少から、活動の財源確保も難しくなる。県内ではすでに解散を決めた安協もあるが、宮前安協のように経費を削減して対応する安協もある。

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