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清水エスパルスのDF住吉ジェラニレショーンが古巣・広島戦に意欲 成長した姿見せ“恩返し”する!

アットエス


清水エスパルスのDF住吉ジェラニレショーン選手が26日の古巣・広島戦に向けて意欲を高めています。2021年夏から約2年半在籍しました。競争は厳しく、定位置確保には至らなかったものの、元日本代表DFの塩谷司選手から多くのことを学びました。「恩を感じているチーム。ディフェンス面でどこまでできるか楽しみ」と成長した姿を見せて恩返しします。

DF住吉ジェラニレショーンのターニングポイントとは…

―次節は古巣の広島戦。
自分が在籍したときから今でも、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも出て連戦にも慣れている。昨年も2位と結果を出していて、今年も5戦全勝。2年半過ごしてきて恩を感じているチームとこうやって対戦するのは楽しみ。こういうチームをたたくのが清水がもう一段階上に行くために必要だと思う。

―塩谷選手との出会いが「サッカー人生のターニングポイント」と表現している。
ディフェンスとしての考え方を学んだ。強さと速さがあるプレーが自分と重なって、しおくんにはプラスして自信と経験がある。ボランチもできる選手でサッカーインテリジェンスが高い。試合の入りやファーストプレーを大事にするように常々言われた。大学の先輩で、水戸、広島とキャリアも一緒だったので、そういうこともあってターニングポイントとなった一人だった。

―ここまで2試合は無失点。
チームとしてもディフェンス陣としてもゼロで終われているのはいい評価。セットプレーのピンチでも開幕戦は沖が止めてくれて、2節は践のカバーと失点しないでいる。一人一人が最後にゴール前で体を張れている。秋葉さんが『ポジション関係なくペナルティーボックスでは結果を出さないといけない』と言っていることが守備で出ている。

―今季は右サイドバックが高木践選手。
もともとセンターバックの選手なので守備について自分から言うことは特にない。ポジショニングも特に言っていなくて、自分との距離感のことしか話していない。サイドバックが今年からとは思えないぐらい遜色なくできている。

―個人としてのここまでは。
映像を見ても特に大きな仕事をしているつもりはない。でもDFやGKは大きな仕事をしない方がチーム的にもいい状態にあると思う。個人的にはファーストボールをつなぐところを意識している。新潟戦でレッドカードが出たところもそうだが、どれだけつないでマイボールにしてカウンターにつなげられるか。守備面はどうしてもセットプレーは怖さはあるが、クロス対応は問題ない。この2試合はつないでくる相手だったが、広島は縦に速く一人一人の身体能力も高い。個の力でぐいぐい来るチームにどれだけディフェンス面でできるか楽しみ。

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