西区 地域とつながる発表会 宮谷小児童が音楽劇を披露
西区地域福祉保健計画「にこまちプラン」や区民の地域活動を紹介する「にこまちフォーラム」が2月15日、西公会堂で行われた。
フォーラムでは、宮谷小学校6年3組の児童が人と人とのつながりをテーマにしたミュージカル「にこまちの光」を披露した。元劇団四季俳優の星潤さんのアドバイスを受けながら練習を重ねてきた。小島緋依子さんは「みんな笑顔であいさつをする、西区の人の優しさ、温かさが地域の方に伝われば」、内川誠大さんは「意見がすれ違う時もあったが、全員が同じ方向を向いて進む大切さを実体験として感じられた」と話した。
にこまちプランの振り返りでは、6地区それぞれの取り組みを動画で発表。地域活動の担い手不足や高齢化が課題となる中、学校と連携し、多世代が交流できるイベントを行った事例などを紹介した。同プランのアドバイザーを務める西尾敦史さんは「活動に参加するきっかけや情報を提供し、地域のつながりを『自分ごと』化することが大切」と述べた。
ロビーでは、西区で活動する団体が雑貨や菓子を販売し、子どもから高齢者まで多くの人が会場を訪れていた。