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「広島の歩き方」vol.15前編 尾道の「パン屋航路」を目指して歩きます | 千光寺や猫の細道。尾道の魅力をご紹介します

ひろしまリード

小嶋沙耶香アナウンサーが『地球の歩き方 広島』を片手に、広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。

今回から尾道を歩く新シリーズがスタート。

「パン屋航路」を目指します。

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目的地のパン屋航路

【千光寺】

尾道の観光名所でもある「大宝山 千光寺」。

取材をしたときは、ちょうど桜が見頃だったため、多くの人でにぎわっていました。

千光寺にやって来た小嶋アナ

「千光寺は火伏せの観音と知られていましたが、近年はさまざまなお願いごとを持って参拝される方が多く、所願成就の観音として信仰を集めています」

そう話すのは、住職の多田真祥さん。

「人の願いも多様。最近は観音様も大変じゃないかな(笑)」と多田さん

「番組の視聴率が上がるお守りがほしい!」(小嶋アナ)

「……お札かねぇ?」(住職の多田さん)

少し困った顔をしながらも、おすすめしてくれたのが「成せば成る!!」というお守り。

花が咲いたら実が成るという意味からナスをモチーフにしています。

お守りの中には、カエルと千手観音が入っています

番組のためにこのお守りを購入

御朱印帳は、さまざまな世界的デザイン賞を受賞している広島のデザイン・イラストレーション会社「IC4DESIGN」が手掛けたもの。

御朱印帳。イラストの中には住職も描かれているそうなので、探してみて

宝来(切り絵)御朱印

【千光寺の人気スポット】

千光寺にある人気スポット「くさり山」。

小嶋アナも入社2年目のときに登ったことがあるというくさり山

昭和18年に戦争のため鎖は取り外されたのですが、平成15年頃に先代の住職が「本堂とは違う景色が忘れられないように」と復元をしたそうです。

岩の上にある球体。夜になると光ります

千光寺の真ん中にある岩。その上にある球体は、夜になると電気で光ります。

お寺ができる前は、この「玉の岩」がご神体として拝まれていたそう。

約1200年前に空海弘法大師がこの地を訪れた際、自然に光る玉があったといわれており、その光る玉が千年光り続けるようにと千光寺を開基したと伝えられています。

自然に光る玉は盗まれてしまい、なごりとして電気で光る玉をつけているそう

玉の岩のパワーをいただきました

【猫の横丁】

千光寺から坂を下り、「猫の細道」へ。街中にある商店街を目指します。

石の猫や壁に猫が描かれている「猫の細道」

「3びきの冷やしネコ アイスモナカ」という気になる看板を発見。

“ネコ” “アイスモナカ”の文字に惹かれ立ち寄ります

この「猫の横丁」は旧尾道海技学院 長江寮だった場所です。リノベーションをして新たな事業を展開しようとしているそうです。

現在、一部開放して中に入れるようになっています。

まずはテイクアウトでお店をスタートさせたそう

ギャラリーに入ると猫がお出迎え

春限定メニューの「ネコしるこ」。猫の肉球のようなピンクの白玉と、あんこの絶妙な甘さが、坂道を歩いた疲れをほっと癒してくれます。

春限定のネコしるこ

看板にあった「3びきの冷やしネコ アイスモナカ」もいただきます。

モナカに入っているアイスは3種類。

チョコミント、バニラ、ストロベリーです。

3びきの冷やしネコ アイスモナカ

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年4月14日~17日放送)

ライター:神原知里

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