【新店】昼はラーメン!夜はつけ麺!延命地蔵の湧き水で仕込む煮干しラーメン【中華蕎麦はねるや】富山市清水町
富山市清水町のいたち川沿い。名水で知られる石倉町の延命地蔵尊からほど近い場所に、2024年10月、新しいラーメン店がオープンしました。
「中華蕎麦はねるや」です。
昼/夜で変わるメニュー。昼はラーメン、夜はつけ麺。
「中華蕎麦はねるや」がちょっと変わっているのは、昼と夜で提供するメニューが違うこと。
10~14時の昼の営業では「ラーメン」で…
17~20時の夜の営業では「つけ麺」が食べられます。
どうして変わってしまうのかと言うと、その理由はメニューによって麺もスープも使い分けているため、同時に提供するのが難しいから。
つまり、それぞれ個性があって、まったく違った魅力のラーメンやつけめんが食べられるというわけ。どれも店主のこだわりがつまった自慢のメニューです。
【昼のあっさり】 鶏ガラベースの澄んだスープ「中華蕎麦」
中華蕎麦 980円(税込)
昼に提供されるのはラーメンメニュー。まずはあっさり味の「中華蕎麦」です。
澄んだスープは、鶏ガラ、煮干しなどから丁寧に出汁をとり、あっさりした中にも旨味とコクがある奥深い味わいです。
「はねるや」では、すべてのスープに石倉町の延命地蔵の水を使用しています。常願寺川が作った扇状地の扇端部に位置し、立山の豊富な雪解け水が清らかに磨かれて湧き出た水は、口当たりがなめらかで出汁がよく出るのだそう。
合わせる中太のちぢれ麺は、店主が手もみでちぢれさせているというこだわりの多加水麺。スープがよく絡み、もちもち食感で食べごたえがあります。
トッピングは水菜、ネギ、太メンマ、海苔。注文ごとに炙る大きなバラチャーシューが香ばしく、食欲をそそります。
【昼のこってり】 ガツンとくる旨味!煮干しと豚骨の「煮干し蕎麦」
煮干し蕎麦 1080円(税込)
こってり派の方にオススメなのが、「煮干し蕎麦」。
出汁に使うのは、鶏ガラ、ゲンコツ(豚骨)、背黒(イワシ)、あご(トビウオ)、あじ、サバなどに加え、豚の頭! これらを8時間以上も煮込んで作る、とろみのある濃厚なスープが特徴です。
こってりスープには、中太のストレート麺。パツッパツッと歯切れのよい食感で、ガツンとくる濃いめのスープによく合います。
仕込みは夜中の2時から。ラーメン大好き店主のにじみ出るラーメン愛
メニューによって麺やスープを変えるため、仕込みや調理にも当然、手間がかかります。そのため、「はねるや」の仕込みが始まるのは深夜2時。ラーメンのおいしさを最大限に引き出し、味わってもらうために、妥協は一切せずに丁寧に作るのだそう。
店が休みの日は必ずと言っていいほどラーメンを食べに行くというラーメン好きの店主・坂本祐介さん。店のInstagramには、自身が作るラーメンだけでなく、自分の好きなラーメンやその日に食べたラーメンも載せています。
真夜中から仕込み作業をこなし、威勢のいい声で客を迎える坂本さんのスタミナ源は、ずばり“ラーメン”。作る方も食べる方も全力でラーメン一途な坂本さんからは、ラーメンにかける熱意と愛が伝わってきます。
夜限定! 店主のイチオシは「つけ麺×イタリアン」
イタリアントマトつけ麺 1380円(税込)
夜はつけ麺を提供する「はねるや」ですが、数量限定の人気メニューが「イタリアントマトつけ麺」。
つけ汁は濃厚煮干しスープをベースに、トマトペーストとマスカルポーネチーズを加えて、酸味と旨味のバランスにこだわりブレンドされています。仕上げに、チーズを炙って焦がし、熱々のスープが完成。煮干しとトマトの相性のよさに驚きます。
このつけ麺に使用するのは、うどんのような太さで食べごたえのある極太麺。濃厚なトマトとチーズの味に負けない力強さがあります。
最後は、割りスープを追加注文してトマトスープとして味わうこともできます。
ごはんを入れてリゾット風にもできるので、おいしいスープを余すところなく楽しめます。
数量限定なので、食べたい方は早めの来店がオススメです。
ラーメン店ならではの“かえし”を使った「自家製から揚げ」も
サイドメニューの店主オススメは、「自家製から揚げ」。
“かえし”と呼ばれるタレと、すりおろしたリンゴで肉を漬け込んだラーメン店ならではの一品。
肉は柔らかくてジューシー。大人の握りこぶしほどのビッグサイズで、食べごたえも抜群です。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2024年10月24日放送
記事編集:nan-nan編集部
【中華蕎麦はねるや】
住所 富山県富山市清水町1丁目4-23
営業時間 <昼>10:00~14:30(L.O. 14:00)
<夜>17:00~20:30(L.O. 20:00)
(火曜は昼営業のみ)
定休日 水曜、第4火曜