「メルカリで商品が売れない人」がやりがちな“3つのNG”「当てはまってる…」「見直します」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。気軽に不要なものを出品できる「メルカリ」。自分にとっては要らないものがお金に変わる便利なアプリですが、時間が経ってもなかなか売れない場合も……。ここでは、メルカリ取引400件超えのわたしが考える、商品が売れにくくなる「NGな出品の仕方」についてご紹介します。
NGその1.商品説明がシンプルすぎる
メルカリでは商品を直接見て判断できないため、アプリから得られる情報がすべてです。書かれている情報が少なく判断材料が足りないと、買い手からすれば不安しかありません。
特に「商品説明文」がシンプルすぎると、商品の状態や購入時期などの詳細が見えないんです。
説明文を入力するのは面倒ですし、手間や時間も必要。でも、同じ商品が複数出品されていたら、説明文はよりていねいな方に魅力を感じます。
長々と書くのも考えものですが、自分が買う立場のときに「知りたい」と思う情報はできるだけ細かくリアルに記載する方が確実に好印象。文章を見ると出品者のイメージもなんとなく伝わるので、ていねいで分かりやすい説明文は相手に好印象を持ってもらえて、購入につながるポイントになります。
NGその2.写真が鮮明でない
商品説明文と同じくらい、写真からの情報も重要です。鮮明で映りがキレイな写真と、暗くピンボケしている写真では、商品の印象に差が出ます。たとえいいものでも、撮影の仕方が適当だと商品の魅力は伝わりません。
写真の枚数は多めに、いろいろな角度から撮影することが大事。雑に扱わず、自然光の入る明るい場所で1枚ずつていねいに撮りましょう。
ただし、実物が届いたときのトラブルを避けるためにも加工は避けて。写真はあくまでも、リアルな状態が伝わるよう意識してください。
NGその3.値段が相場から外れている
いくらで出品するかは、自分で自由に決められます。とはいえ、相場とかけはなれている価格ではいつまで経っても売れません。
「早く買い手を見つけたい」という思いがあるのならば、自分の希望だけを優先せず、出品価格をメルカリの相場に合わせることも大切。
どれだけ美品でキレイな品でも、高すぎる商品は売れ残る可能性が高いです。出品額を決める前に、同じ商品や似ている商品がいくらで売れているか調べてみましょう。
ひと手間かけて売れる商品に
スマホから手軽に出品できるメルカリですが、商品説明文や写真は手を抜かず、ていねいに分かりやすいものを用意することが“売れる”コツです。
ほかにも売るコツはありますが、まずは初歩的な「文章」「写真」「相場」の3つを見直してみましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア