共働き夫婦の【家計診断】2人暮らしです。今のやり方で貯蓄は大丈夫?【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな家計簿を大公開。家計簿の収入と支出の内訳から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【27歳の夫婦】
【リアル家計簿】27歳の夫婦の場合
家族構成
夫……27歳、会社員
妻……27歳、会社員
【相談内容】毎月の貯蓄の3分の1を投資にまわしていますが、大丈夫でしょうか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
優秀家計をさらに改善!節約と投資のコツはここを押さえて
GOODポイント
質問者さんご夫婦の貯蓄率は手取り収入の27%となっており、資産形成を目指すうえで理想とされる20%を超えているため、非常に優秀な家計と言えます。
しっかり貯蓄ができているので、NISAを活用して長期投資をすることは将来の資産形成においてとても良い選択です。
気になる支出項目をチェック
家計の中で13,000円となっている通信料は、もう少し工夫をすることで節約可能かもしれません。
携帯電話キャリアを格安SIMにすることで、毎月の通信料を2,000円以下に抑えられます。
Wi-Fiの通信業者を見直すことで、高速光回線でも月4,000円程度に抑えることが可能ですよ。
貯蓄の中の投資割合の考え方
現金貯金で「生活防衛費」を確保できているかどうかが、投資にお金を使ってよいかの目安となります。
病気や怪我による万が一の収入減に備えるために、 生活防衛費として生活費の1年分程度の現金を貯めておきましょう。
生活防衛費を確保できていれば、現在の投資割合で問題ないと言えます。
まとめ
・貯蓄率27%は非常に優秀な家計です。
・格安SIM携帯と料金を抑えたWi-Fiの通信業者を選ぶことで通信料を節約できます。
・生活防衛費を確保できていれば、現在の投資割合で問題ありません。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。