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伊勢原球場 新たなスコアボード完成 100平方メートル超の大型ビジョンに

タウンニュース

披露式典でのテープカットの様子

いせはらサンシャインスタジアム(伊勢原球場)のスコアボードが、このほど100平方メートルを超える大型ビジョンに生まれ変わった。3月15日には完成披露式典が行われ、萩原鉄也伊勢原市長をはじめ衆議院議員の後藤祐一氏や野球関係者、高山松太郎前伊勢原市長ら来賓が多数出席した。

式典であいさつに立った萩原市長は「単なる施設の更新に止まらず、あらゆるスポーツ振興や地域活性化に大きく寄与すると考えている。スポーツだけでなく各種イベントで使用する取り組みを進めていくので期待して欲しい」と語った。

市スポーツ課の担当者によれば、スコアボードの更新には1億4800万円を要し、国の防災安全交付金などが活用されたという。

災害時には有効活用も

スコアボードはパナソニックEWエンジニアリング(株)社製。太陽光パネルを設置しているため、通常時はスコアボードや公園の電気として使用し、災害時はスコアボード1階倉庫のコンセントを通じて携帯電話の充電や、お湯を沸かし温かい食べ物や飲み物を作ることなどができる。他にも公式戦対応を考慮して、スピードガンや風向風速計、ピッチクロックなどを設置。また大型ビジョンに「ホームラン」や「ファウルボールに気を付けてください」などの映像を映し出し、ゲームの盛り上げにも一役買うことができる。

式典後には始球式や向上高校対伊志田高校などの記念試合も行われ、完成披露に花を添える盛り上がりを見せていた。

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