『ひょうごユニバーサルなお宿』宣言・登録制度が進んでるみたい。神戸市内に40施設
ユニバーサルツーリズムの推進に積極的に取り組む宿泊施設を登録・情報発信する『ひょうごユニバーサルなお宿』宣言・登録制度が進んでいるようです。
今回、六甲アイランドにある「ホテルプラザ神戸」が新たに登録されました。神戸市東灘区向洋町中2-9-1
兵庫県では、年齢や障害の有無などに関わらず、様々な人が気兼ねなく旅行できる「ユニバーサルツーリズム」を推進しています。
2023年4月には、通称「ユニバーサルツーリズム推進条例」が全国で初めて施行されました。これは「高齢者、障害者等が円滑に旅行することができる環境の整備に関する条例」という正式名称のとおり、高齢者・障害者・乳幼児を同伴する人など移動や宿泊に困難を伴う人が、行きたいところに旅行できる環境を整備するための取り決めです。
この「ユニバーサルツーリズム推進条例」に基づいて始まったのが、『ひょうごユニバーサルなお宿』宣言・登録制度。
ユニバーサルツーリズムの推進に積極的に取り組んでいる宿泊施設を登録・情報発信する制度で、全73項目のチェックリストのうち35項目以上をクリアした施設が登録されます。
これからユニバーサルツーリズムの推進に積極的に取り組もうとしている施設は「宣言施設」となり、県からの支援を受けながら取組を促進した結果「登録施設」となることも。
兵庫県内には登録施設が66件、宣言施設が60件ありますが、そのうち神戸市内の登録施設は21件、宣言施設は19件です。
たとえば今回新たに登録施設となった「ホテルプラザ神戸」のツインルームは28㎡あり、ゆったりと過せるみたい。
館内に一部段差などバリアもありますが、従業員の対応でバリアを解消できるように努めていくとのこと。
また、ミキハウス子育て総研「ウエルカムベビーのお宿」にも認定されているので、小さなお子さんも安心して宿泊できます。きざみ食やアレルギー対応食についても対応しており、すべての人が安心して利用できる施設となっているそうですよ。
『ひょうごユニバーサルなお宿』の特設ページでは、登録・宣言施設の対応状況がチェックリストと共に公開されていますので、だれでも安心して過ごせる宿泊先を探している人はチェックしてみてください。
