<義母の嫁タクシー>義実家からバスで帰れるのに、旦那を迎えに来てと言われた。なぜ一方的に命令を?
車があると、子どもの送迎や買いものなどに使えて便利ですよね。場合によっては、ママが旦那さんの送り迎えをすることもあるかもしれません。しかし今回の投稿者さんは、お義母さんから、実家に帰る旦那さんの迎えを頼まれたそう。
『私は仕事があり、旦那がひとりで義実家に行くことになりました。行きは義父が車で迎えにくると。さらに義母から「帰りはあなたが迎えに来たら?」と言われました。いい年をした大人が迎えに来てもらうなんておかしいし、なぜ仕事終わりに私が迎えに行かないといけないの?』
義実家はバスで20分くらい、バス停までは徒歩で5分もかからないと言います。それなのに、わざわざ迎えに来させようとするお義母さんの発言に、投稿者さんは違和感を抱いたようです。
義両親は旦那をまだ「子ども扱い」している?
『旦那さんがまだ小学生に見えているのかな』
このような声もあり、やはり「過保護」に映ったという反応が目立ちました。
『義姉も実家に行くときに、いつも送り迎えをしてもらっているよ。お姫様みたいにずっと送迎してもらってきたらしい。旦那さんも甘やかされて育っているのでは?』
”家族の常識”の影響も指摘されています。なかには「なぜ義父母が勝手に決めるの? 旦那さんはひとりで帰れない無能扱い?」と、投稿者さん以上に怒りをにじませるコメントも。30~40代の社会人男性が親に送り迎えされる姿には、違和感をもつママもいるようです。
旦那よ、大人なのだからひとりで帰ってきて
それにしても30分以内の距離なのに、仕事帰りの投稿者さんに「迎えに来てもらえばいい」とはモヤモヤするとママたちは言います。
『大人なのだから、「ひとりで帰って来なさい」と言っていい』
『仕事帰りに家とは反対方向の義実家に行って、飲んでいる旦那さんを連れて帰るの? その後、ご飯の支度もあるのだよね。バスでひとりで帰ってきてもらいなよ。別々の家庭なのだから、義実家に投稿者さんの生活ペースを狂わされることないよ。旦那さんはどちらにも甘えすぎだね』
なかにはタクシーを使えばいいという、合理的な意見も。バスの本数が少ないなど何か理由があるならば、別の選択肢を考えるのもアリでしょう。他にも「義父が迎えに行くのは勝手だけれど、帰りも送り届けてあげれば?」という声もありました。
送り迎えはお互い様。来てもらうし、行くよ
一方で自分も旦那さんに迎えに来てもらうし、逆もある。お互い様だから違和感がないというコメントも。
『仕事のついでにそのまま迎えに行く』
『実家に帰ると駅まで親が送迎してくれるし、私自身も旦那の用事の際は当たり前に送迎するよ』
『私も送迎してもらうよ。バスはめんどうだし。逆でもそのくらいは行ってあげる』
投稿者さんに辛口な意見も。実際、交通手段としてのバスは時刻の制約があるため、「帰宅時間が読めないときは車のほうが楽」という実用的な理由もありました。
投稿者さんも、「旦那に頼まれたなら行く」と話します。問題は、お義母さんが当然のように「あなたが迎えに来なさい」と指示した点にあるようです。さらに投稿者さんは「前に迎えに行ったとき、義父と旦那が飲んでいて、義母から冷めた残りものをすすめられてイヤだった」と過去の体験を明かしています。家族としての暖かい交流ではなく、“義実家の都合に付き合わされているだけ”と感じてしまったのでしょう。
義母の意図は「あなたも顔を見せて」かも?
お子さんは部活でおらず、投稿者さんは仕事という状況です。それでも「迎えに来て」とのお義母さんの言葉の裏には、「投稿者さんにも会いたい」という気持ちがあるのかもしれない、と好意的に受けるママもいました。
『投稿者さんに迎えに来てというのは、「仕事で来られないなら、せめて帰りに迎えにきて顔を出したら?」という意図もあるのでは』
車で20分の距離なら、迎えに行ったほうが角が立たないとのコメントです。迎えに行く=義実家に立ち寄ることになるため、「せっかくだから少し顔を見せなさいよ」という、義母なりのメッセージとも取れるわけです。でもそれならそうと言ってくれればまだ受け入れられるのに、当然のように「帰りはあなたが迎えに来たら?」と言われるのは、やはり違和感があるのかもしれませんね。
最終的に決めるのは、夫婦であって義両親ではない
そもそも、旦那さん抜きで話が進んでいるのがおかしいのかもしれません。
『義両親の言葉はスルーして、旦那さんと話し合えばいい』
『それを決めるのは、義両親じゃなくて旦那さんでは? 旦那さんが一言「自分で帰る」と言えばいいだけだと思う』
『今回の件を会社の飲み会で例えると、会社側が「帰りは奥さんが迎えに来てください」と言っているようなもの。本人が言うならともかく、外野が指図するのは変』
という冷静な意見もありました。たしかに「迎えに来てほしい」と頼むべきは、旦那さん自身のはず。それをお義母さんが当然のようにお嫁さんへ伝えるのは、いかにも一方的な指図に見えてしまいます。投稿者さんも旦那さんから言われたならともかく、お義母さんから当然のように言われたのにカチンと来たそう。やはり、“誰にどう言われたか”は、大きなポイントになるのかもしれません。
考え方の違いをすり合わせるのが大切
このエピソードを通して浮かび上がるのは、家庭ごとの“当たり前”の違いと、それを押しつけられたときの戸惑いです。義両親にとっては「家族の一員なら迎えにくるのは当然」であっても、投稿者さんにとっては「一方的に押しつけられた」と受け取れる。すれ違いの原因は、「義母から言われた」という立場のズレでしょう。また「大人なのだから自力で帰れる」という、常識の違いでもありました。 最も大切なのは、お義母さんの曖昧な期待に応えるのではなく、夫婦で納得できる答えを見つけること。旦那さん自身が、義両親の要望にどう向き合うかも問われているのではないでしょうか。必要以上にムリをしない、でも礼儀は尽くす……そのバランスの取り方に、家族としての知恵が試される場面なのかもしれません。