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大田小3年生 児童考案のパンを販売 地元農家やシェフが協力〈伊勢原市〉

タウンニュース

公民館まつりで児童自らがパンを販売

大田小学校3年生が「総合的な学習の時間」に考案したパンが2月17日、大田公民館まつりで販売された。

畑を借り、1年かけて小麦を育てる活動を行っている同校の3年生。社会科の授業では農家や酪農家などの仕事人についても学び、湘南小麦を使ったパン作りも体験した。こうした授業で学んだことを活かして、地元の食材を使ったパンができないかと、板戸のパン店・ムールア・ラムールの本杉正和代表や地元農家に相談。児童のアイデアをもとに、本杉シェフが商品化した。

パンには麻生農園のイチゴ、石井柑橘園のミカン、石田牧場の牛乳、坂本養鶏場の卵、大田地区で生産された湘南小麦などが使われ、「大田」をあしらった2種類が誕生。この日は3年生が販売や呼び込みなどを行い、会場を盛り上げた。祖父が育てたイチゴが使われた麻生夏聖(かざと)くんは「モチモチして、イチゴの味もしっかりして美味しい」と話していた。

「大田」の文字をあしらったパン

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