【ハンドメイド】手作りの「グリーティングカード」で想いを伝えよう【作ってみた】
今の時代、メールやSNSなどのデジタルツールで想いを伝えるのはとても簡単です。そんな時代だからこそ大切にしたい想いの伝え方。お誕生日や記念日に、グリーティングカードを作ってみませんか? 今回は鈴木孝美さんの人気書籍『カラフルでかわいい手作りのグリーティングカード』を参考に、初心者さんでも簡単に作れるグリーティングカードをご紹介します。自分らしさや想いを伝える素敵なグリーティングカードを作っていきましょう。
モチーフがポップアップするデザインがたくさん! 手作りカードで想いを伝える
参考にした本について
参考にした書籍は、レディブティックシリーズ『カラフルでかわいい手作りのグリーティングカード』(鈴木孝美・著/ブティック社・税込1,650円・発売中)です。
『カラフルでかわいい手作りのグリーティングカード』■著者プロフィール
鈴木孝美(すずき・たかみ)●2002年にCARD専門店「CARDTERIA」にて手作りカード教室を開始。英語版・フランス語版も発売された『写真解説でぜったいつくれるポップアップカード』や、『ムーミングリーティングカード』『ディズニーハッピーグリーティングカード』など著書多数。数多くのイベントで講師も務める。
飛び出すモチーフが楽しいポップアップカードのほか、ちょっとしたメッセージを添えるのにぴったりのミニサイズのカードの作り方も紹介されています。
初心者にも分かりやすいように一部にプロセスの解説付きで、すべてに実物大の図案がついているので「まずは作ってみたい!」という人にぴったりの1冊。
書籍の通りに作っても、もちろん自分好みにアレンジしながら作ってもOK。作る時のポイントや使う道具なども交えながらご紹介していきます。
2段ケーキのポップアップカードで誕生日をお祝いしよう!
お誕生日と言えばケーキということで、華やかなお祝いのシーンにぴったりな「2段ケーキの誕生日カード」を作ってみたいと思います。
グリーティングカード作りに必要な道具や選び方のポイント
まず必要になってくるのが、カード作りに適しているコシのある「紙」。薄すぎるとペラペラになってしまうので、適度な厚みがあると作りやすいですよ。画材店に行けばマーメイド紙やケント紙などカードに適した紙が手に入りますが、手軽に作るなら100円ショップで購入できる色画用紙でもいいでしょう。
カード作りには「定規」や「のり」が必要です。綺麗にカットするためには、カッティングマット、カッターナイフも必須ですね。
真っ直ぐなラインでカットしたい時は、定規をあてながらカットしていきましょう。定規は、デザインを確認しながら使えるクリア素材で目盛りが入っているものがおすすめです。また、側面にステンレス加工が施されているものを選ぶといいでしょう。カッターの刃で定規を削ってしまうことを防いでくれます。
ペンではありません。ペンタイプの”のり”です!
貼り付けるための「のり」は、スティックのりやテープのりが使いやすいですね。テープのりは手を汚す心配もないのでおすすめです。細かなパーツを貼り付けたいシーンには、ペン型タイプのりがおすすめ。線や点でのりを出すことができます。
その他には細かな部分にのりを広げるためスティック、ピンセットなどがあれば作業しやすいでしょう。
様々なアイテムを使ってカードをデコレーション!
そして、かわいいカード作りにはマスキングテープやシールも大活躍。簡単に作品に彩りを加えることができます。リボンやラインストーン、刺繍糸、カラーペンや色鉛筆、スタンプなど。手持ちの道具や素材を組み合わせながら作っていきましょう。今までご紹介したものはすべて100円ショップでも購入できます。
ポップアップカードを作る時はラインをまっすぐキレイに引くのがコツ!
まずはカードの土台となるポップアップの部分を作っていきます。図案をそのまま写したり、紙の大きさに合わせてサイズを変更してもOK。印は薄くつけるのがポイントです。この時に使うのは、芯が0.3mmのシャープペンがおすすめ。芯は硬めで黒が薄い「HB」や「H」などを選ぶと良いでしょう。後から消しゴムで綺麗に消せるように、筆圧も弱めに書きましょう。
紙を綺麗に折るためにはエンボスペンを使って折り目をつけておくと作業がしやすいです。
カッターで切り込みを入れて、山折りや谷折りを意識しながら、立体になる部分を押し出していきます。
ポップアップ部分が出来たら、台紙となる紙に貼り合わせていきます。この時にはテープのりを使うと簡単です。辺となる部分が長いので、テープのりでサッとライン状にのり付けをしていきましょう。
好きな色、好きなモチーフでアレンジしていくと楽しい!
ポップアップ部分ができたら、ケーキのパーツを作っていきます。ラインで装飾をするならマスキングテープが簡単。カッティングマットの上でお好みの細さにカットしてパーツに貼っていきます。ピンキングはさみを使って、クリームを表現するパーツも作ってみました。
著者がイメージしたのは、大きないちごがのったケーキ。フリーハンドでいちごの形にカットしたパーツも作ってみました。
それぞれのパーツが完成したら、立体部分に貼り付けていきます。
特別なカードを作りましょう!
アルファベットスタンプで「happy birthday」と捺してみました。手書きで文字を加えたり、自由に作っていきましょう。名前、日付、年齢などを加えていけば、特別なカードが仕上がっていきます。
文字やイラストを描くのが苦手な人はシールを貼るのがおすすめです。お花のシールなどを使うと、簡単に華やかさをプラスできます。
こんな感じで2段ケーキのカードが出来上がりました。
ポップアップカードは、そのまま飾っておくのも可愛いですよね。
まとめ:初心者にも作れる! 手作りだからこそ伝わる想いを大切に、グリーティングカード作りを楽しみましょう
今回はグリーティングカードを作ってみました。既製品にはないあたたかみを感じてもらえるはずです。あなたの想いを込めて、大切な人へ手作りカードを贈ってみましょう。
レディブティックシリーズ『カラフルでかわいい手作りのグリーティングカード』(鈴木孝美・著/ブティック社・税込1,650円・発売中)公式サイト( https://www.boutique-sha.co.jp/36042/ )