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北海道「赤れんが庁舎」が7月25日リニューアルオープン!“白い恋人”新店&八角塔の展望体験も【札幌市中央区】

Domingo

北海道を代表する歴史的建造物「赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)」が、2025年7月25日にリニューアルオープン。白い恋人でお馴染みISHIYAの新ショップや道産グルメのレストラン、またこれまで入ることが出来なかった八角塔からの展望バルコニーなど、観光にもぴったりな新スポットへと生まれ変わりました。歴史と文化、体験とグルメを一度に味わえる新たな注目スポットです。

【画像で見る】リニューアルした「赤れんが庁舎」(全51枚)

北海道を代表する歴史的建造物「赤れんが庁舎」とは?

明治時代に建てられた「赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)」は、国指定重要文化財でもある北海道の歴史を表す建築物。1886年に建設が始まり、完成したのは1888年。1909年に火災により内部が全焼しましたが、外壁は残されており、今も明治時代の面影を伝えています。その後1968年に復元工事が行われ、その翌年国の重要文化財に指定。

歴史の重さを感じさせる建物の内部

2019年からは耐震改修工事など大規模な改修工事を行ってきましたが、ついに2025年7月25日にリニューアルオープン。北海道の歴史を今に伝え、未来へと受け継ぐ建物に生まれ変わりました。

フロア別・見どころガイド:無料エリア

リニューアルされて生まれ変わった赤れんが庁舎に入るには、基本的に入館料が発生しますが、1Fの「白い恋人 Akarenga sweets labo」やレストラン「HOUSE.H」、赤れんがショップは無料で入館が可能です。それぞれの見どころをご紹介します。

■1F:白い恋人 Akarenga sweets labo

エンターテイメントにこだわった楽しさ溢れる店内

北海道銘菓「白い恋人」でお馴染みISHIYAによる新しい直営店。テーマは、北海道の雪景色に胸をときめかせた博士による「お菓子の研究所」。入口には「スイーツハッピーマシン」が設置されていて、運が良ければ博士が完成させた「白い恋人」が出てくるかも!?その他にも旅をテーマにしたガチャガチャや、スノードームをイメージしたフォトスポットも設置されています。

「お菓子の研究所」らしい仕掛けが各所に

お店限定の白い恋人などお土産も勢ぞろい。チョコレートファクトリーで人気のオリジナルの白い恋人を作れるサービスも登場。お土産にぴったりです。

限定の白い恋人は3個入りと買いやすいサイズ

また店内のカフェショップでは「赤れんがサンド」(450円・税込)を販売。赤れんが庁舎の八角塔をイメージした八角型のクッキーサンドに、ホワイトチョコ入りバタークリームと北海道産小豆のつぶあんをサンド。パリッとした食感も楽しめます。

パッケージもかわいい「赤れんがサンド」

その他にも「白い恋人ソフトクリームの」味はホワイト・ミックス・ブラックの3種類で、通常サイズが500円(税込)。ジャンボサイズが750円。白い恋人が一つ添えられた「白い恋人トッピングソフトクリーム」はチョコレートとストロベリーの2種類の味から選べて650円です。

■1F:HOUSE H

店名のHはHokkaido(北海道)のHから

北海道産の食材を存分に使った料理やお酒が楽しめるレストラン。手掛けるのはイタリアンレストラン「Source」や発酵料理のお店「発酵ヤード」を手掛けるノースグラフィックスです。

大きな窓が印象的

この日はエゾシカのハンバーグを試食しましたが、エゾシカならではの肉の味を実感しつつも臭みがなく食べやすい一品。ワインやウイスキーはもちろん、お店オリジナルのクラフトビールやクラフトジンも用意されていて、お酒と一緒に楽しむのもぴったりです。

エゾシカのハンバーグ。食べ応えも抜群でした

■1F:赤れんがショップ

ミッキーマウスとのコラボTシャツも販売

観光のついでに立ち寄りたいショップは充実の広さ。六花亭をはじめとした定番の北海道銘菓から、キャラクターとのコラボ商品も取り揃えています。

赤れんがショップ限定グッズも

フロア別・見どころガイド:有料エリア

新たな体験型の展示も登場

無料ゾーンを除き赤れんが庁舎への入館は有料で、一般300円、大学生・高校生200円、中学生以下・障がい者は無料です。ここからは北海道の歴史と文化、観光情報の新たな発信拠点に生まれ変わった新たな赤れんが庁舎をご紹介します。

■2F:赤れんが庁舎の歴史(長官室・まちづくり・建築)

長官室

「長官室」「まちづくり」「建築」の3室で構成。建設当時の歴史的背景や、“令和の大改築”と呼ばれた改築に伴う展示、また歴代北海道朝刊。知事の執務室を再現した空間です。

■2F:北海道の遺産・文化

円形に配置された展示

北海道各地域にある遺産や文化を紹介するコーナー。世界遺産、日本遺産に登録されているものや、北海道の宝物として次世代に受け継ぎたい有形・無形の財産から選ばれた北海道遺産全74件も紹介されています。

■2F:アイヌ文化と歴史

北海道各地域で撮影されたアイヌ古式舞踊の映像が印象的な展示。床には北海道の名付け親でもある松浦武四郎が1859年に描いた北海道地図が広がり、約9,800ものアイヌ語の知名が記されています。

■1F:地域の魅力発信

北海道中の特産品がずらりと並ぶ

部屋には、北海道に179ある市町村の特産品や工芸品の展示がぐるっと広がります。半円周型のパノラマ映像では、北海道ならではの自然景観を楽しめます。

また“某テレビ番組のコーナー”のように、北海道にダーツを投げるアトラクションも。当たった市町村が映像で紹介され、発行されたQRコードを読み込むとその市町村についてより深く知ることができます。

このときダーツが当たったのは秩父別町

■地下1F:樺太関係資料室・北方領土展示室

また、地下には北方領土の概要や戦時中などの樺太の歴史についての展示が公開されています。

フロア別・見どころガイド:八角塔観覧

実際に登れるようになった赤れんが庁舎の象徴「八角塔」はこの部分

そして今回のリニューアルの目玉は、赤れんが庁舎の顔ともいえる「八角塔」に登れるようになったこと!実際に案内していただいて登ってきました。

バルコニーに到着!

登った先のバルコニーからの景観は北海道開拓の礎となった北3条通を一望。北海道の歴史ロマンを感じさせてくれる場所です。八角塔の観覧は1,200円(小学生以上)。1日4回・各回30分・最大7名で実施されます。オンラインチケット、もしくは当日館内窓口でお申込みください。

新しい「赤れんが庁舎」で北海道をもっと深く知ろう!

部屋の一部は一般に貸し出しも行っている

その他にも歴史や建築をより深く知ることができる「プレミアムガイドツアー」(大人500円、小学生~大学生250円)が実施される他、格式ある2Fの「赤レンガホール」や、半地下に位置する「道民ベース」は一般貸出を行っています。北海道の歴史に触れ、文化を体験し、未来へつなげる場へと生まれ変わった「赤れんが庁舎」。観光で訪れる方も、地元の方も、新しい北海道の魅力に出会える注目のスポットです。

赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)

■所在地:札幌市中央区北3条西6丁目1番地
■営業時間:8:45~21:00(最終入館時間20:30)
■定休日:年末年始(12月29日~1月3日)、設備点検日(2025年11月16日)
■料金:一般300円、大学生・高校生200円、中学生以下無料、障がい者等無料
・八角塔観覧:1,200円(小学生以上)1日4回(各回所用30分・最大7名)
・プレミアムガイドツアー:大人500円、小学生~大学生250円 1日4回(各回所用60分・最大15名)

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