清水エスパルスGK権田修一の退団。ペナルティ・ヒデ「夏に本人から聞いた。命をかけて昇格させるという思いを感じていた」
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」で、パーソナリティのペナルティ・ヒデが、今季限りで清水エスパルスを退団するGK権田修一への思いを語った。(2024年11月12日放送)
ヒデは、権田が今季最終節の熊本戦後のセレモニーで「1年前にクラブから2024年シーズン以降は契約を更新する意思がないことを伝えられていた」と明かしたことに触れ、「結構ざわつきましたよね」と切り出した。
権田が今季限りでチームを去ることについて、ヒデは「(自分は)夏には本人から聞いていたが、僕も言うことは絶対できなかった。ずっと黙っていた」と打ち明けた上で、実情を知った後の権田のプレーを回想した。
ヒデは「僕は別に美談にするつもりはない。プロだから当然その分のサラリーをもらってるし、勝ちにこだわってサポーターのために戦うのは当然だけれど」とした上で、「絶対昇格するんだという強い思いが誰よりもあった。レフェリーに当たっちゃったり、対戦相手に向かったり、気迫がちょっと度をこえる時もあったのかなと思う。
でも、自分が最後に(クラブに)残すのは昇格ということだけ、命をかけて『立つ鳥跡をにごさず』どころか、クラブを良くして出ていこうとプレーしていた。そういう思いが随所に感じられた。サポーターの中では賛否あったかもしれないけれど、今皆さんは多分納得したと思う」などと語った。
最後にヒデは去りゆく守護神に対し「海外志向は強いので、年齢関係なくチャレンジしてほしい。彼は『子供たちのために』とよく言っている。いけるんだったら行くべきだと思う」とメッセージを送った。