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実は“使ってはいけない場所”も!「アルカリ電解水」のおすすめ活用術&NG例3つ

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実は“使ってはいけない場所”も!「アルカリ電解水」のおすすめ活用術&NG例3つ

こんにちは。お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。毎日心地よく過ごせる家づくりを応援中! 手間をかけずにキレイが続くコツを、暮らしに寄り添ってお届けしています。今回は「水の力だけで汚れが落ちる」と話題のアルカリ電解水について。実は、どこでも使えるわけではないんです。素材によっては傷めてしまうことも……。「せっかくなら上手に使いたい!」そんな方に向けて、おすすめの使いどころ&NGな場所3つを理由と合わせてご紹介します。

おすすめ1.キッチンの油汚れ(コンロ・レンジフードなど)

アルカリ電解水は、油汚れ落としにぴったり。ベタベタしたガスコンロやレンジフードのファン、調理後のIHのトッププレートや電子レンジの庫内などにスプレーして拭くだけでスッキリ。二度拭き不要で後処理も簡単です。

おすすめ2.炊飯器や冷蔵庫の外側・中の棚

丸洗いしにくい炊飯器のお手入れにもアルカリ電解水はぴったり。キッチンペーパーにアルカリ電解水をスプレーし、気になる部分を拭き取るだけ。また、冷蔵庫のドアの手垢や、棚のうっすらした汚れにもおすすめ。洗剤を使いたくない場所でも、水分が水ベースなので安心です。

おすすめ3.テーブル・ドアノブ・スイッチなどの手が触れる場所

毎日手が触れるところは、気づけば皮脂汚れがたっぷり……。アルカリ電解水なら、除菌も兼ねて拭き掃除が可能。アルコールと違ってニオイも気にならないため、小さな子どもがいるご家庭でも使いやすいのが魅力です。

NG1.木製家具・フローリング

天然木やワックス仕上げの床は、アルカリ電解水の影響でツヤが失われたり白く変色したりすることがあります。水分を吸い込みやすいので、シミや反りの原因になってしまうことも。

NG2.液晶画面(テレビ・パソコン・スマホ)

一見きれいになりそうですが、表面のコーティングを剥がしてしまう恐れがあります。静電気でホコリを寄せやすくなることも。画面は専用のクロスやクリーナーでお手入れしましょう。

NG3.アルミ・銅・鉄・真鍮などの金属

アルカリ電解水は、一部金属と化学反応を起こして変色・腐食することがあります。特にアルミ製の鍋やシンク、装飾品などは注意が必要です。

「万能っぽいけど、使い分け」がコツ!

アルカリ電解水は、

・油汚れや皮脂汚れに強い

・洗剤を使いたくない場所でも安心

という優れたアイテム。でも、素材によっては変色や傷みを起こすリスクも。「ナチュラル系洗剤=どこでも使える」と思いがちですが、素材との相性を見極めることが、ラクをしながらキレイをキープする近道です。
毎日がんばるあなたが、少しでもラクに・心地よく過ごせますように......。そんな思いを込めて、これからもお掃除情報をお届けしていきます。

知帆/ハウスキーピング協会認定 クリンネスト1級 お掃除コンサルタント #お掃除マニア

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