「ブレードランナー 2099」に『マッドマックス:フュリオサ』警護隊長ジャック役トム・バークが参戦
SF映画の金字塔、『ブレードランナー』シリーズで初となるドラマシリーズ「ブレードランナー 2099(原題)」に、(2024)で警護隊長ジャック役を演じたトム・バークが参戦することが明らかとなった。米が報じている。
Amazon にて世界配信予定のリミテッドシリーズ「ブレードランナー 2099」は、『ブレードランナー』(1982)『ブレードランナー 2049』(2017)の続編として機能し、映画第2作の50年後にあたる2099年を舞台とした物語が全10話構成で描かれる。
プロットなどの詳細は不明で、バークが演じるキャラクターも明かされていない。イギリス出身のバークは、英ドラマ「マスケティアーズ/三銃士」(2014-2016)で3シーズンにわたって演じた三銃士の一人アトス役で注目された俳優。デヴィッド・フィンチャー監督の伝記映画『Mank/マンク』ではレジェンド俳優のオーソン・ウェルズ役を演じ、「 時を戻せ、世界を救え!」(2022-2023)や、黒澤明監督の『生きる』(1952)の英版リメイク映画『生きる LIVING』(2022)などにも出演している。
『フュリオサ』では寡黙ながらも大きな存在感を見せたバークが、「ブレードランナー 2099」でも、これまでの作品同様に視聴者に大きな印象を残してくれるに違いない。
バークの他に新キャストとして名を連ねるのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー、ハンター・シェイファー。『ステイ・ホーム』(2019)のマウリツィオ・ロンバルディの出演も明らかになった。ほか、「サブ・アディクト」(2022)のディミトリ・アボルド、『ゲット・デュークト!』(2020)のルイス・グリッベン、『ザ・プリンセス』(2022)のケイトリン・ローズ・ダウニ、『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(2021)のダニエル・リグビー、『スノーホワイト』(2012)のジョニー・ハリス、『クライモリ デッド・パーティ』(2012)のエイミー・レノックス、『ウーマン・キング 無敵の女戦士たち』(2022)のシーラ・アティム、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)のマシュー・ニードハムが出演決定済み。
『ブレードランナー』を手がけたリドリー・スコット、『ブレードランナー 2049』脚本家のマイケル・グリーンとプロデューサーのシンシア・ヨーキンほかが製作総指揮を担当。ショーランナー・制作総指揮・脚本はApple TV+「シャイニング・ガール」の新鋭シルカ・ルイザが担当し、(2024-)のジョナサン・ヴァン・タルケンが第1・2話の「監督を務める。
現在、「ブレードランナー 2099(原題)」はプラハで撮影中。配信時期は未定。
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