カカオから板チョコまで一貫して手作りする六甲の『INNOCENTURE』へ突撃! 神戸市
バレンタインムードが漂う1月。六甲に佇むビーントゥバーチョコレート専門店『INNOCENTURE(イノセンチュア)』(神戸市灘区)で、チョコレートを深堀りしてみたいと思い立ち行ってきました。
お店は、阪急六甲駅から歩くこと約5分。六甲口の交差点を東へ進むと見えてくるお店は白い外観が目印です。チョコレートだけではなく、西宮の有名店「ゆげ焙煎所」の豆を使ったスペシャルティコーヒーやホットチョコレートなどドリンクメニュー充実しているのも嬉しいポイント。
店にはテイクアウト専用のカウンターあり、わんちゃんとお散歩がてら立ち寄るご近所さんも多いんだそうです。
店内は自慢のチョコレートが並び、隣には工房も併設。カカオ豆から板チョコレートまでを一貫して製造しています。カカオがチョコレートになっていく工程を店舗で見学することができるなんて社会見学のようでワクワクしますよね♪
試食もできると聞き、心躍らせながら自慢のチョコレートをいただきます!
まずは「日本人に馴染み深いと味わいだと思います」とオススメしてもらった「クラシック ガーナ」。食べた瞬間「知ってる!」と「アレ?違う..」が共存するチョコレートで、違うと感じたのは香り。市販されているカカオ70%のチョコレートで感じる何倍もの豊かな風味が口いっぱいに広がります。
カカオの個性を引き出すには、不純物を取り除くことが重要。そこで同店はカカオからカカオニブを出す、選別する工程をとくに大切にしているのだとか。機械でもいいのでは?と感じてしまいますが、やはり手作業に比べると取りこぼしがあるんだそうです。
また少し変わり種なチョコレートも。葉巻を連想させるスモーキーな香り、絶妙な酸味とウッディなスパイス感を感じられるというこちらも試食。筆者はスモーキーさよりフレッシュなベリーのような果実味を感じました。シチュエーションや好みによって感じ方はさまざまで良いのだそう。日本酒にも合いそうでしたよ♪
こんな商品も!「チョコレート&クッキー MIX」は、ひと口サイズのチョコレートとこだわりの黒糖を使ったクッキーが入ったセット。無添加の材料が使われていて安心。子どもも食べやすいホワイトチョコも入っています。
試食をした「クラシック ガーナ」を我が家の甘党さんにも食べてもらったところ、カカオ70%=苦いという印象が覆ったとのこと。苦さはあるけれどカカオの旨味がそれを上回ってるそうで、甘さ控えめが好きな筆者だけでなく、改めて幅広い人にオススメできることが分かりました♪
テイクアウトした「ホットチョコレート」は、口当りの良さに加え一切くどさがなく絶品でした。自分を甘やかしたいとき、ほっとしたいときやさしく寄り添ってくれるクラフトチョコレートを見つけました。
場所
イノセンチュア
(神戸市灘区曾和町3-1-3Grass Hill Court 1F)
営業時間
10:30~18:00
※コーヒーL.O.17:30
定休日
不定休