「ラップの芯」で“持ち運びがラク”になるモノとは?→「もうシワにならない」「旅行にもいい!」
ラップを使い終えたら、ふつうは箱と芯を捨ててしまいますよね。しかしじつは、丈夫で適度な太さのラップの芯は、“あるものを持ち運ぶアイテム”として活用できるのだそう。今回は、旅行や出張時に使えるラップの芯を使った便利な裏ワザをご紹介します。
「ラップの芯」がシワを防ぐ便利なアイテムに変わる
ラップを使い終えたら、丈夫な筒型のラップの芯が残りますよね。
普段はゴミとして捨ててしまうものですが、SNSを見ていたらラップの芯を使ってネクタイやスカーフを収納する方法を見つけました。
この方法で収納するとシワにならずに持ち運べるため、外出先でネクタイやスカーフが必要なときに役立つのだそう。実際にこの方法を試してみたいと思います。
【活用術・1】ネクタイを収納
材料と道具
・ラップの芯……1本
・ジッパーつき保存袋……ラップの芯が収まるサイズを1枚
・マスクのゴム……ネクタイの本数分+2本
・ネクタイ
・はさみ
※写真では、ネクタイ2本の収納に、長さ23cmのラップの芯を使いました。
やり方
1.まず、マスクのゴムを切り取ります。
使うのはゴムの部分だけなので使用済みのマスクでも問題ありませんが、衛生面の観点から口元に当たる部分は直接手で触れないようにご注意ください。
(サイズが合わずに眠っていたマスクでもOKです。)
2.切り取ったマスクのゴムを結んで輪っかにします。
3.ラップの芯にネクタイを巻きつけます。シワがよらないように注意しながら、あまりキツくならないようにやさしく巻きます。
4.最後まで巻いたら、マスクのゴムでとめます。
5.もう1本のネクタイも同じように巻いて、マスクのゴムでとめます。
6.ジッパーつき保存袋に入れて、袋の空気を抜きながら口を閉じます。
袋をネクタイごと丸め、マスクのゴム2本を袋の外側に巻いて固定したら完了です。
【活用術・2】スカーフを収納
材料と道具
・ラップの芯……1本
・マスクのゴム……2本
・スカーフ
・はさみ
※写真では、長さ23cmのラップの芯を使いました。
やり方
1.まず、ネクタイのときと同様に、マスクのゴムを切って輪っかになるように結びます。
今回は小さめの輪っかを作るので、筆者は余っていた子ども用のマスクのゴムを使いました。
大人用のマスクを使う場合は、輪っかが小さめになるように結んでくださいね。
2.スカーフの幅が、ラップの芯の長さより少し短くなるようにたたみます。
まず半分に折ってみて、長いようなら3分の1、それでも長ければ4分の1と調整してくださいね。
写真では3分の1に折りました。
3.たたんだスカーフをラップの芯に巻きつけていきます。
4.端まで巻いたら、マスクのゴムで両端をとめたら完了です。
家にあるもので簡単に収納可能
ラップに巻きつけてゴムでとめるだけですが、ネクタイはどこにも折り目をつけずに、スカーフは少しの折り目だけでコンパクトに収納できました。
ネクタイやスカーフはデリケートな生地のものが多いので、ラップに固定するためのゴムはやわらかいマスクのゴムがおすすめですよ。輪っかにするときは、用途ごとの仕上がりの太さを考慮して結んでくださいね。
旅行や出張など、ネクタイやスカーフを持ち運ぶ必要があるときにぜひお試しください。
鈴木杏/ライター