ドンキにカフェもオープン!OHASHI HILLの「今」をレポート!
2025年4月、大橋駅のロータリー側にオープンした「OHASHI HILL」。大橋エリアの新たなランドマークとして注目を集めているスポットです。6月には独自の品揃えが楽しい「ドン・キホーテ大橋駅前店」、7月にはカフェ「Niwa Fukuoka」がオープンし、旬なトピックもたくさん!オープンから約2カ月がたった「OHASHI HILL」の「今」をレポートします。
「ドン・キホーテ大橋駅前店」は“大橋らしさ”が満載の店舗
大橋駅の東口からすぐの「OHASHI HILL」。その1〜2Fに入居しているメイン・テナント「ドン・キホーテ大橋駅前店」にやってきました!
ドンキと言えば、にぎやかなPOPが特長ですが、この店舗は思いのほかシンプルテイスト。
不思議に思っていると、店長の立石光宏さんが登場して、「そうなんです!ウチは美しく緑化された『OHASHI HILL』の雰囲気と合わせて、窓にPOPを貼っていない、超珍しいドンキなんですよ」と教えてくれました。
いざ入店するとおなじみの公式キャラクター『ドンペン』がいっぱい!いつものドンキワールドも存分に楽しめるのでご安心を。西鉄とコラボした装飾にもテンションがあがります!
学生女子御用達、カラコンコーナーは“Y3K”!?
店長さんに、さっそく「ドン・キホーテ大橋駅前店」の魅力ってなんですか?と聞いてみると「大橋に集う人、暮らす人のために考えられた、商品構成です」とのこと。
大橋駅の近隣には大学や高校が多くあるため、2FフロアにはZ世代〜α世代が気になるものをぎゅっと集めています。アジアンコスメやフレグランス、推し活やパーティで活躍するバルーンなど、バラエティ雑貨が大充実。学校帰りについ寄りたくなりますね。
また、2Fのカラコンコーナーは、Y3Kを意識した売り場デザインになっています。ちなみにY3Kとはyear3000の略で、3000年代の未来をイメージした近未来的なスタイルのこと。AIやメタバース、デジタル要素を取り入れたり、メタリックカラーや光沢のある素材、サイバーパンク風のデザインなどが特徴です。このコーナーで販売しているカラコンは約50種類以上。ここで撮影するだけで映えること間違いなし。
駅前だから、ドラッグストアとコンビニのいいとこどり
大規模な店舗のイメージが強い、ドン・キホーテ。でも「ドン・キホーテ大橋駅前店」は、売り場面積893.3㎡と小規模で、駅前という特殊な立地です。「そのため通勤通学で駅利用をされる方のために、ドンキであり、コンビニであり、ドラッグストアでありといった存在になりたいんです」と店長さん。
確かに、1Fの玄関から入ると、左手はドラッグストアっぽく日用品や消耗品、右手はコンビニっぽくお菓子や食品がディスプレイされています。さらにレジ横に行くとおにぎりやお弁当も充実。まさにふたつのいいとこどりです。
お弁当やおにぎりは、夕方になると品薄になるほど人気があります。そして安い!うれしい!!
ちなみに「ドン・キホーテ大橋駅前店」では、朝8:00〜10:00の通勤・通学時間帯に1000円以上のお買い物をすると、その日の16:00以降につかえる「お帰りクーポン(200円分)」がもらえます。
これはもう、行きも帰りも寄りたくなっちゃいますね!
店長さんのイチオシ!充実の洋酒&情熱価格のおつまみ
店長さんのお気に入りコーナーをうかがうと、「大人の方に楽しんでいただきたいのは、ズバリ、洋酒売り場です」。
専門店のような品揃えは、店長さんも大橋で飲食店を営む方々にオススメしているほど。庶民派のフクリパ取材陣は業務用サイズのウイスキーの安さに釘付けでした。
おつまみコーナーも夏祭りのようなにぎにぎしさ。「ド」のデザインで知られる情熱価格のプライベートブランド商品も積み上がっています!仕事帰りに立ち寄れる人が、うらやましくて仕方ありません。
大橋に集い、暮らす、人々に、さらに役立つドンキになりたい
取材時はオープンして2週間ほどのタイミング。まだ手探り状態かなと思いつつ最後に「実際にオープンして気がついた、リアルな“大橋らしさ”はありますか?」と聞いてみました。
すると「大橋はシニアの方も元気です!」と店長さん。周辺に学校やマンションが多いため、オープン前は、学生や若いファミリーを対象に商品構成を考えていたそう。でも、スーパーマーケットやドラッグストア代わりに足を運んでくれるシニア層も、思いのほか多かったとのこと。
「今後はシニアの方により喜んでいただける商品、またペット商品についてのリクエストもいただいているので、いろいろと検討していきたいです。売り場に限りはありますが、大橋のみなさんの暮らしにフィットするお店に成長させていきたいですね」と語ってくださいました。
【ドン・キホーテ大橋駅前店】
住所:福岡市南区大橋1丁目3-3 OHASHI HILL 1-2F
営業時間:8:00〜翌1:00
定休日:なし
TEL:0570-005-130
屋上広場にあるオシャレカフェ「Niwa Fukuoka」
コーヒーの粉で壁に描いた山脈を眺めて
次にお邪魔したのは、「OHASHI HILL」のシンボルである6Fの屋上広場「スターパーク」。その一角に、7月6日にオープンしたカフェ「Niwa Fukuoka」です。
オシャレでいて落ち着きのある空間をプロデュースするのは、熊本の珈琲回廊(コーヒーギャラリー)。これまで福岡ではポップアップの展開などをしていましたが、今回、とあるご縁から「OHASHI HILL」での営業を決めたのだそう。
店名の「Niwa Fukuoka」は、庭のようにカフェの前に広がる屋上広場からイメージされたそう。ロゴデザインは、日本庭園の“枯山水”に配された岩がモチーフ。カフェ自体も、静かでいて、芯を感じる、ゆるぎのない力の宿った雰囲気が表現されています。
店内の壁に描かれたなだらかにカーブする曲線。なんだと思いますか?実はこれ、屋上庭園から眺められる近隣の山々です。しかもコーヒーの粉を噴射して描いたのだそう。「Niwa Fukuoka」を訪れたら、実際の山々と見比べてみたいですね。
山々が描かれた壁にむかう床には、緩やかな傾斜がついています。カフェではめずらしい高低差のある空間演出。傾斜のある丘を歩いて、山に行く。屋上の景色や自然の気配を感じながら、空間そのものを体験として楽しめる設計となっています。
夏に飲みたいドリンクは、福岡限定「抹茶レモン」
スタッフさんがオススメしてくれた、夏にぴったりなドリンクは「八女抹茶レモン ¥650」。使用している星野製茶園の抹茶は香り高く、清涼感あふれるテイスト。レモン果汁が思いのほか効いていて、暑い日でもすっきりといただけます。まさに夏の庭で飲みたい1杯。
そのほかに「抹茶クリームラテ ¥650」も福岡限定のドリンクです。もちろんテイクアウトOKなので、屋上広場でゆったりと飲んでみてはいかがでしょう。
抹茶テリーヌにアサイーボウルとスイーツもいろいろ
「Niwa Fukuoka」で見逃せないのがスイーツです。今の季節なら、やっぱりアサイーボウル。シャーベット状になったアサイーにフルーツ、グラノーラ、そして白玉団子がトッピングされた「Niwa アサイーボール ¥1350」ほか、「アサイーボール ¥1200」もあり。テイクアウトも可能です。
こちらは「抹茶のテリーヌ ¥1350」。熊本の珈琲回廊の系列店である和菓子屋「虎之助」が手がけたもので、福岡でいただけるのはここだけ。濃厚で抹茶の風味が広がる贅沢な味わいです。合わせたのは漆黒のコーヒーとミルクを混ぜた「炭ラテ ¥650」。エスプレッソに竹炭パウダーを入れた、珈琲回廊でも人気のメニューです。
おみやげには、プリンとお茶、コーヒー豆を
「Niwa Fukuoka」のおいしさをお家にも連れて帰りたくなったら、こんなおみやげを。
お持ち帰りのお茶の茶葉は「福岡県・八女産緑茶 ¥880(100g)」と「熊本県産和紅茶¥880(100g)」の2種。
オススメのコーヒー豆は「オリジナルブレンド ¥1080」。深煎りと浅煎りがあって、浅煎りの方は酸味があり、すっきりとした味わい。暑い夏には浅煎りが人気だとか。包装タイプのドリップバッグもあるみたいです。
プリンには糸島の「UOVO」のブランド玉子「天上卵」を使用しているので、おいしさ間違いなし!瓶入りなので、手土産にもよいですね。
【Niwa Fukuoka】
住所:福岡市南区大橋1丁目3-3 OHASHI HILL 6F
営業時間:10:00〜21:00
※最新の営業時間は店舗に要確認
定休日:不定休
TEL:092-403-1728
詳細はこちら:@niwafukuoka.official
大橋の人々に愛されはじめている屋上広場「スターパーク」
約1,200㎡の空間をもち、広々と開放的な屋上広場「スターパーク」。
10:00〜23:00の時間帯で、誰でも自由に利用できます。1周約50mの円形トラックやインクルーシブな遊具、ベンチやテーブルと設備がいたれりつくせり。
オープンから2カ月。少しずつ街の人々に浸透しているようで、子どもたちや学生、若者から仕事帰りの大人たちまで、さまざまな人々が訪れていました。「子どもといっしょによく来ます」とすでに常連になっているお父さん、お母さんも。
高校生は動画撮影、子どもたちは水遊びに夢中
きれいな設備と空に近い環境、そして木々や花がある「屋上広場」はまさに映えスポット。友達と動画撮影をしている学生さんたちにも複数出会いました。
そして広場内の水遊び場は、小さな子どもたちに大人気のアクティビティ。暑さをものともせず、元気に走り回る子どもの姿がほほえましい。
また、たまたま居合わせた小中学生が幼い子どもたちと遊んであげたり、異世代間の交流も自然と広がっていたようです。
無料Wi-Fi&電源完備、夕涼みにもぴったりの環境
「屋上広場」は、大橋でちょっと時間があまってしまった…といったビジネスマンにも推したいスポット。無料Wi-Fi&電源完備でPC作業もサクサク進みます。電源はまさかの花壇の中。ユニーク!!
喉が渇けばカフェ「Niwa Fukuoka」もあるし、1〜2Fの「ドン・キホーテ大橋駅前店」でパンやおにぎりを購入して小腹を満たすのもいい感じ。トイレももちろんあります。
ほしいものはすぐ手に入るし、のんびりほっこりできるしで、フクリパ取材班もずいぶん長くの時間を過ごしてしまいました。
ただゴミ箱はないので、ゴミは各自がお持ち帰りください。
遠くの山々を見渡せ、大橋駅ロータリーを眺められ、なんと夕陽もきれいというこの広場。地上6Fで高度があるからちょっと涼しい気もします。みんなでマナー良く、心地よく、過ごせるようにしたいですね。
夜はライトアップも楽しめるそうですよ。
屋上広場や階段横のスペースはレンタルも可能
ここまで紹介してきた「OHASHI HILL」の施設には、実はレンタル可能な場所もあるんです。
6Fの屋上広場「スターパーク」をはじめ、1Fの木かげ広場、2Fのデッキ広場、5F「ゆっくり階段」横のギャラリーパークなどなど、レンタルできる場所はいっぱい。キッチンカー、マルシェ、サンプリングなど、できることも幅広いので「大橋で何かやってみたい!」という人にぴったりです。
ゆっくり階段
また6Fの「スターパーク」に隣接する施設「おおはしラボ」内には、セミナーや物販、地域活動、教室などにつかえるスペースも!すでに大橋の人々の集いの場になっています。
おおはしラボ
詳しい内容はコチラ(https://ohashi-hill.com/#rentalspace)でチェック!もちろん大橋在住でなくても予約できるので、公式LINEから問い合わせてください。
LINEアカウント:@ohashi_hill
駅近なのに駐車場までかなりオトク
さらに「OHASHI HILL」には24時間利用可能な駐車場が87台完備されています。
駐車場入口は裏手になりますが、駅前で平日30分100円は良心価格。平日8:00〜20:00の最大料金1000円(西鉄のパーク&ライド割引最大800円)もかなりオトクなのではないでしょうか。詳しい料金はコチラ(https://ohashi-hill.com/#access)をご覧ください。
「ドン・キホーテ大橋駅前店」では1000円以上のお買い上げで、駐車場100円割引券も発行中。賢く利用したいところです。
これからもっと花と緑でいっぱいになる広場に期待大
新しいショップやカフェ、クリニックなどがオープンしている「OHASHI HILL」ですが、その構造は、商業施設というより、立体的な公園というイメージ。
屋上の木々や壁面のグリーン、1Fのシンボルツリーも、これからどんどん育ち、都市のなかに自然を生み出してくれるはず。何度も訪れてその様子を目にしていきたい。そんなふうに思える施設でした。
木かげ広場
『OHASHI HILL』施設概要
名称:OHASHI HILL
住所:福岡市南区大橋1丁目3番3号
アクセス:西鉄天神大牟田線「大橋駅」東口すぐ
屋上広場開放時間:10:00〜23:00 ※今後、変更となる可能性がございます
駐車場24時間利用可
公式サイト:https://ohashi-hill.com/information/
公式インスタグラム:@ohashi_hill
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/@ohashi_hill?from=page&accountId=ohashi_hill