【地域の未来を切り拓け!】高校生・大学生39チームが挑戦 新潟若者ビジネスアイデアコンテスト「OpenGateNiigata2025・開志ラウンド」が開催
「OpenGateNiigata2025」開志ラウンドが開催、開志専門職大学紫竹山キャンパス(新潟市中央区)
新潟の若者によるビジネスアイデアコンテスト「Open Gate NIIGATA 2025」の予選会「開志ラウンド」が7月27日、新潟市中央区の開志専門職大学で開かれた。高校生と大学生・専門学校生の計39チームが登壇し、地域課題の解決や新たな価値創出を目指す事業プランを発表した。
このコンテストは2023年に始まり、今年で3年目。本選は11月15日に予定されており、「開志ラウンド」はその予選会の一つ。他にも長岡(8月23日)、燕三条(8月31日)、新潟大学(9月9日)で開催が予定されており、各ラウンドの入賞チームが本選への優先出場権を得る。
「開志ラウンド」には、高校生や大学生・専門学校生たち、計39チームが出場した
開会のあいさつをする開志専門職大学の各務茂夫学長
開会にあたり、開志専門職大学の各務茂夫学長は「若い世代が志を社会に向けて発信し、地域の未来を切り拓く“挑戦の門”だ」と本大会の意義を強調。「失敗を恐れず、自らの可能性に向き合う機会にしてほしい」と参加者を激励した。
(写真提供 開志専門職大学)
(写真提供 開志専門職大学)
真剣なまなざしで発表を見る審査員
高校生部門では、「古町渋谷化計画」を発表した高志中等教育学校1年の5人チーム(折原陸斗さん、青柳千鶴さん、伊藤彩楽さん、岩村姫依さん、笠原愛那さん)が最優秀賞を受賞。新潟市中央区の古町エリアにある「西堀ローサ」を活用し、まちの再生を目指すプランで、折原さんは「受賞は難しいと思っていたので、とても嬉しい。本選では新潟を渋谷にできるように頑張りたい」と語った。
大学生部門では、開志専門職大学1年の佐藤義士さんが、地域特化型の1DAYインターンシップ事業「ジョブブリッジ」を発表し、最優秀賞を受けた。佐藤さんは「大学の『起業家道場』で誰よりも努力してきた自負がある。発表の練習も重ねてきたので、それが報われた」と語り、「新潟大学など他の優秀な参加者に負けないよう、さらに事業を練って本選に臨みたい」と意気込みを見せた。
今後の予選を経て、11月の本選では選抜されたチームが再び舞台に立つ。若者たちの発想力と行動力が、地域の未来を動かす一歩となるか注目が集まっている。
高志中等教育学校1年の5人チーム(折原陸斗さん、青柳千鶴さん、伊藤彩楽さん、岩村姫依さん、笠原愛那さん)が、最優秀賞を獲得
大学生部門では、地域特化型の1DAYインターンシップ事業「ジョブブリッジ」を発表した開志専門職大学1年の佐藤義士さんが最優秀賞を受賞
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