【三島・兎月園】元祖塩系スイーツ「三島ざくら」 和菓子の老舗で絶品スイーツに出会う
静岡・三島市にある和菓子の老舗「兎月園(とげつえん)」の名物は「三島ざくら」です。地元の人々に愛され続ける伝統の味と、新しい人気商品「ブイマロン」の魅力に迫ります。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ中学生からの深い縁
三島市の中心部、三嶋大社の門前にたたずむ菓子店「兎月園」は1936年創業。
三島市出身のテレビ静岡・弦間彩華アナウンサーにとっては、店主が「お帰りなさい」と声をかけるほど、特別な思い出が詰まった場所です。
テレビ静岡・弦間彩華アナウンサー:
最初は中学の職業体験で訪れ、大学の時には卒業論文のテーマが和菓子だったので、本を借りたりインタビューをしたりさせてもらいました。ここはもう外せない店です。きょうもおいしそうなものがいっぱい並んでます
店内に足を踏み入れると、色とりどりの和菓子が並び、甘い香りが漂います。
銘菓「三島ざくら」の魅力
兎月園の看板商品といえば、三島銘菓「三島ざくら(180円)」です。
兎月園 3代目店主・綾部剛さん:
カステラまんじゅうの焼き菓子なんですけど、富士山の伏流水を使って丁寧に炊き上げたあんこを使っています
三島ざくらには3種類の味、「栗餡」「黒糖餡」「紫蘇餡」があります。弦間アナのイチオシは「紫蘇餡」だといいます。
兎月園 3代目店主・綾部剛さん:
中に少しバターが練り込んであるんですけど、そのバターとシソが上手いこと合うんですよね
実際に口に運ぶと、優しくほぐれていきます。食感はレア感が少しあり、しっとりしています。
兎月園 3代目店主・綾部剛さん:
中にサクラの塩漬けが入ってまして、三島の元祖塩系のスイーツです
「上品な甘さとサクラの花の塩気、バランスが最高で大好きなお菓子」と弦間アナ絶賛の三島ざくらでした。
新たな人気商品「ブイマロン」
兎月園では、伝統的な和菓子だけでなく、新しい商品の開発にも力を入れています。その一つが、いま人気急上昇中だという「ブイマロン(250円)」です。
ブイマロンも弦間アナが太鼓判を押す鉄板商品。クッキーサンドのような和風洋菓子です。
ここで弦間アナのおすすめの食べ方をご紹介しましょう!
テレビ静岡・弦間アナ:
買ってすぐ食べるのもいいんですけど、ちょっと冷蔵庫で冷やしてチョコレートを固めて、コーティングするような形で食べるのも、おすすめの食べ方です
これぞ老舗! どれも外れなし
兎月園は、どれを食べても外れなし! これぞ老舗の技術です。
三嶋大社の門前という立地は、地元の人々だけでなく観光客にとっても便利。三島を訪れた際には、ぜひ兎月園に立ち寄ってみてください。
伝統の味「三島ざくら」や、新しい人気商品「ブイマロン」を味わいながら、和菓子の奥深さと職人の技を堪能することができます。
■店名 兎月園
■住所 静岡県三島市中央町3-40
■営業時間 8:30~18:00 ※水9:00~17:00
■定休 無休
■問合せ055-972-2366