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AEDで同僚救助 幸消防署が感謝状

タウンニュース

救護措置を行った4人と関係者ら

幸消防署(幸区戸手)は12月18日、南部学校給食センター(同区南幸町)で起きた救急事案に対応した配送業者のセントラル総業株式会社(中原区上小田中)の4人に感謝状を授与した。我妻俊一さん(56)、松村祟年(たかとし)さん(51)、小門浩さん(66)、西田治さん(71)の4人。

小門さんは着替えの際に同僚が突然倒れたことに気づき、すぐに気道確保と胸骨圧迫を開始。「講習を受けていたので冷静に動けた」と当時を振り返る。AEDも処置し、救急車が来るまでの10分ほどの間、4人で胸骨圧迫を続けた。

西田さんは「意識が戻るまで9日かかったが、生き返ってくれて本当によかった」と安堵する。

永岡敦司署長は「そばにいる人の処置で助かるかどうかが決まる。地域の訓練等に参加して救護措置を学んでほしい」と話した。

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