【出雲駅伝直前】國學院大學・前田康弘監督「4区、5区には自信を持っています」 ～レース前日取材
――現時点でのチームの状態、手応えは？
「順調に練習を消化できているので、非常に楽しみなレースになるんじゃないかなと思っています」
――6人のエントリーは予定通りか？
「当初描いていたものとは多少異なるが、しっかり練習ができている選手を起用しているので、予定通りと言えるのではないかと思います」
――当初思い描いていたのと異なるのはアクシデントが理由か？
「その（当初思い描いていた）選手よりも今回起用する選手の状態が良いので。故障などではないです」
――「出雲は1、2区が重要だ」と以前話していたが、それを意識してのエントリーとなっているのか？
「どの大学も1～3区に強力な選手を置いてくるだろうし、短い駅伝だからこそ前半の流れがレースの勝敗の8～9割を占めると思う。いろんな戦略はあるが、先手必勝が出雲駅伝のキーワードだと思うので、その通りのオーダーを組むつもりです」
――ポイントとなる区間やキーマンとなる選手は？
「前半に使う若い選手になると思います。学年まんべんなく使いますが、他大学は1区に強力な選手が来そうな予感がしているので、1区の攻防がその後の戦いに大きな影響を与えると思っています」
――どういうレース展開を希望しているか？
「1区から先頭集団で行って、途中のつなぎの4区、5区には自信を持っていますので、そこで引き離してアンカーにというプランを描いています」
――予想では気温が高くなりそうだが気象状況に関してはどう考えているか？
「予報上にはなるが最高気温が27℃、風が例年よりも弱まって1～2m/sの北風、昼ごろからは曇りに変わるとのことで、たしかに暑さとの戦いがキーになってくるとは思うが、通常通りの準備をさせてトラブルのないように走り始めてもらえれば大丈夫かなと思います」