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【今週の『ダンダダン』の話題は?】勇敢で仲間思いなアイラが最高に格好いい!いんちょーとの共闘にも期待が高まる<184話>

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の龍幸伸先生による漫画『ダンダダン』。宇宙人を信じない女子高生・モモと幽霊を信じないオカルトマニアの同級生・オカルンが数々の怪奇と遭遇しバトルを繰り広げる物語です。

本作は、おぞましい姿で恐怖を搔き立てる「オカルト」、モモたちが超能力や妖怪の力で痛快な戦いっぷりを見せる「バトル」、高校生たちの甘酸っぱい恋模様が描かれる「ラブ」という三つの要素で構成されており、読者はまるでジェットコースターのように感情を揺さぶられます。

更新日である火曜日、3月4日には最新184話が公開されました。前話では学校に向かったオカルン、アイラ、キンタが敵の攻撃によって分断され、アイラが一人体育館で首と胴体が分かれた集団と戦うことに。さらに、いんちょーが生首になった状態で発見され、読者は絶望的な状況を固唾を飲んで見守っていました。

本稿ではSNSに寄せられた反響や感想とともに、184話の内容や今後の展開について考察していきたいと思います。

※本稿には、184話のネタバレが含まれますのでご注意ください。

勇敢で仲間思いなアイラが最高に格好いい!

本話で活躍を見せたのはアイラでしたね。普段は悪態をついていても、本当は仲間思いで優しい彼女はこれまでも心強い戦いを見せ、多くの読者の心をつかんでいましたが、本話でもその優しさが垣間見えました。

生首となったいんちょーに駆け寄り、抱きかかえた状態で敵の攻撃を避けるアイラでしたが、不意を突かれて直撃の危機にさらされてしまいます。カワバンガがいんちょーを庇おうとアイラの前に出るも、アイラはさらに身を挺してカワバンガを守り、背中に大きな傷を負ってしまいました。

「カワバンガを庇うアイラに泣いた」「アイラはいつも身体張るから心配だよ」「回を追うごとにアイラが強くて優しくてかっこいい女になってる」と、読者は彼女の身を心配しつつも奮闘っぷりを賞賛。また、最初は彼女のことを「おブス」と読んでいたカワバンガが守られてからは「アイラ」と呼び方を変えており、その変化に胸を掴まれた読者も。

さらに、いんちょーの生首をバスケットゴールの下から通すという驚きの方法で元に戻すことに成功しており、「身体の戻し方斬新w」「白鳥さんの発想天才かよ」「モモは戦闘IQ高いと思ってたけどアイラもなかなかやな」と読者を驚愕させました。

アイラの活躍によって好転の兆しを見せ始めた戦況。間違いなく本話のMVPは彼女ですね!

生首の正体は学校の怪異“生首ドリブル”

前話が掲載された際、中国の妖怪“飛頭蛮”ではないかと言われていた生首ですが、本話でその正体が“生首ドリブル”だと明らかになりました。「夜の体育館に忍び込んで遊ぼうとすると首の無いバスケット選手が現れて “頭(ボール)”を探し始める」とカワバンガが説明しています。

元ネタとなっている“生首ドリブル”とは学校にまつわる怪異・都市伝説のひとつであり、本作ではバスケットボールですが、放課後の校庭で生首を蹴る(ドリブルする)サッカーバージョンも存在するようです。見かけたからといって人間に危害を加えることはほとんどないものの、いっしょにバスケやサッカーをしてしまうとあちら側の世界に連れて行かれるという説も。

本作では大勢の生首ドリブルが襲ってきていましたが、彼らはこれまで夜に体育館に忍び込んだ生徒たちなのでしょうか……? 敵の攻撃が作り出した幻覚であってほしいですね……。

アイラといんちょーの共闘が楽しみ過ぎる!

身体が戻ったことで能力を使えるようになったいんちょー。初めて戦闘を共にするアイラにアイドル衣装である甲羅型ビキニを指摘されてとても恥ずかしそうにしていますが、読者としては戦う女子の共闘に胸の高鳴りを感じずにはいられません。

重力を操るいんちょーにかかれば無数の生首も一度に防ぐことができ、その間アイラは敵の能力者を叩くことに集中できますね。使い手はおそらくあの体育教師だと思うのですが、その真相やいかに……。どこに隠れているのかも気になりますし、探し出し方にも注目したいところ。

一方、いんちょーが「雪白さんが大変なんです‼」と言っており、一連の黒幕である教師と接触していると思われる彼女のことも心配です。しかし、ここにピアノが得意な雪白が加われば、雪白が演奏し、いんちょーが歌い、アイラが舞い踊るという最強の布陣ができあがるのではないでしょうか。 体育館には必ずピアノが置いてありますよね。……ああ、だから生首ドリブルは校庭に現れるサッカーバージョンじゃなくて、体育館でやるバスケバージョンだったのかも!?

不利な状況を仲間との共闘とひらめきで打開していく痛快さこそ『ダンダダン』の真骨頂! そんな展開が期待できそうでワクワクが止まりません!
 


 

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