【横浜市保土ケ谷区】県商工生徒がベイホテル東急のメニュー6品考案
神奈川県立商工高等学校の生徒が考案したメニューが、横浜ベイホテル東急(西区)2階の「カフェトスカ」で12月1日(月)から開催されるナイト・キッチンスタジアム「クリスマスブッフェ」で提供される。
高校生のうちから実務経験を積むために「商品開発と流通」という授業で実際に企業と連携をしている同校と、持続可能な社会への貢献を図ることを目的とする同ホテルとのコラボ企画となる。
今年で4回目となり、「カフェトスカ」のシェフ・辻慎太郎さんとペストリーシェフ・田中麗人さんが数回同校を訪問。総合ビジネス科流通系の生徒47人に対して食材の知識やメニュー開発について指導した。その後、生徒たちは12班に分かれてメニューを考案した。各班がプレゼンテーションを行った結果、6案が採用された。
辻・田中両シェフは採用した生徒たちの案を元にメニューを作成。アクションコーナーで提供される「クリスマスカヌレ『燈(ともしび)』」、冷製&温製料理として「サーモンとほうれん草の白ワインクリームソース」、「骨付きチキンのカチャトラ風『ノエル・ド・ソレイユ』」、「彩り豊かな明太子のキッシュ『キッシュアンクルール』」、「帆立とイカのジェノベーゼ『魚介のフィジリ』」、デザートの「2種のグラスデザート『Noeliqueur(ノエリキュール)』」が完成した。
11月19日、生徒たちは完成した料理の写真撮影を見学した後に試食を行った。
デザートメニューが採用された阿部咲花さんと有森穂花さんは「クリスマスカラーのクラッシュゼリーを提案したがイメージ通りになっていて嬉しい」と笑顔を見せた。また、辻シェフは「完成された具体的な内容が多くレベルが高かった。県商工の生徒さんが考案したメニューを多くの方に召し上がって頂きたい」と述べた。
クリスマスブッフェは12月25日(木)まで(午後5時から)。