秦野の2人 平塚市展大賞 写真と立体物作品で
市内在住の山口勇さんの作品「初霜」と、千田肇さんの作品「ヘイトファージ」が、第47回ひらつか市展で大賞を受賞した。
山口さんが市展大賞をとったのは、写真の部。「茶畑一面に降りた霜が美しい絵を作り出している」ところや、「一筋の朝の陽ざしが単調になりがちな光景に変化をもたらし、自然のドラマが立ち上がっている」ところが評価された。
千田さんの作品は、絵画・彫刻の部で市展大賞を受賞。背筋をピンと伸ばした姿勢が機械的な組織を連想させる立体作品で、「ロボットの冷静さと人間らしさの融合が印象的で、見る者に新たな視点を提供する」との評価を得た。