平屋にウッドデッキを取り入れたい!間取りポイントや実例をご紹介
外との空間をゆるやかにつなげられるウッドデッキは、アウトドアリビングやセカンドリビングとしても活用できるため近年人気が高まっています。
ウッドデッキは上記のような外でくつろげる空間として使えるほか、洗濯動線も意識することで家事負担を軽減できる点も魅力のひとつ。今回は、さまざまな使い方を考慮して導入したウッドデッキの間取り事例をはじめ、実際にウッドデッキを設置した平屋の実例もご紹介します。
平屋にウッドデッキを取り入れる間取り5選
平屋にウッドデッキを取り入れた間取り事例についてご紹介します。リビングやサンルーム、書斎などどの位置にウッドデッキを設置するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リビングと直接つながる小さなウッドデッキ
リビングと直接つながるウッドデッキを設置し、セカンドリビングとして活用した平屋の間取り。玄関からもつながる間取りにすることで、玄関を通らずにリビングへ通じる動線になっています。
南側にウッドデッキを設け、自然光を多く取り入れられるよう工夫している点もポイントです。
LDK、寝室2部屋それぞれに光が行き届くウッドデッキの間取り
LDK(リビング・ダイニング・キッチン)と寝室2部屋の各部屋からウッドデッキに直接出られる間取り。自然光が室内全体に行き渡る間取りに仕上がっています。北側玄関にして生活空間を南側に寄せることで、住宅全体が明るくなっていますね。
水回りスペースに直接つながるウッドデッキの間取り
ランドリースペースなどの水回り空間とウッドデッキを直接つなげることで、外干し用の空間としても活用できる間取りに。LDKともつながり、アウトドアリビングとしても活用できる間取りになっています。
ウッドデッキを囲むようにコの字型の間取りに仕上げると、自然光を室内に効率よく取り入れられる空間を実現できます。
縁側のようにウッドデッキを設置した間取り事例
ウッドデッキを西側いっぱいに広げ、縁側のようなウッドデッキに。LDK、和室、主寝室のそれぞれに自然光が行き渡りやすく、明るい空間に仕上がっています。
サンルームと直接つながるウッドデッキの間取り
サンルームと直接つながるウッドデッキで、洗濯の「洗う→干す」の動線をすっきりさせています。南側にウッドデッキとサンルームを設け、多くの自然光が差し込む空間を実現しています。
ウッドデッキを平屋に取り入れる際の注意点
第二のリビングとしても活用できるウッドデッキ。平屋に設置することでリビングの使い道が広がる一方、やはりデメリットもあります。
ウッドデッキを平屋に取り入れる際の注意点について解説します。
メンテナンスが必要
ウッドデッキの場合、木製のテラスとなるため定期的なメンテナンスが必要です。ウッドデッキの素材は人工木と天然木の2種類があり、それぞれの特徴を把握して正しくメンテナンスをする必要があります。
人工木と天然木それぞれの特徴についてご紹介します。
人工木とは
人工木のデッキ素材とは、樹脂を主な材料として成形・加工したもの。天然木のデッキ素材と比べてシロアリが発生しにくいといわれています。天然木と比べて表面がささくれ立つこともないほか、比較的色褪せもしにくい点が人工木の強み。天然木のデッキ素材よりもメンテナンスの負担が大幅に軽減されるでしょう。
対して人工木のデッキ素材を使用する際は、プラスチックが含まれているため自然光に弱いという一面があることも覚えておきましょう。真夏の炎天下などはデッキ表面が熱くなりすぎてしまうといったこともあるため、小さな子どもがデッキを使用する際はとくに注意が必要です。
天然木とは
天然木のデッキ素材とは、本物の木材を用いたもののこと。天然木ならではの色合いや雰囲気を演出でき、よりおしゃれな空間に仕上がります。
対して天然木のデメリットは、人工木と比べて劣化速度も速くなってしまうこと。年月とともに色褪せたりささくれ立つことで味のある空間に仕上がる一方、あまりに劣化が進むと美しさが損なわれたり、ささくれが足に刺さってしまうというリスクも考えられます。また天然の木であるため、防虫処理や防腐処理を行う必要もあるでしょう。
門や囲いがないと家の中が見えやすい
ウッドデッキを平屋に設置した場合、フェンスなどでウッドデッキ周辺を囲わないと周囲から見えやすくなってしまいます。LDKとウッドデッキをつなげている平屋であれば、掃き出し窓を開けてウッドデッキを使用することで周囲から丸見え…というケースも考えられます。ウッドデッキを平屋に取り入れる際は、フェンスや格子を取り付けるといったひと工夫を加えるようにしましょう。
ウッドデッキを取り入れた住宅って?実例をご紹介
ウッドデッキを取り入れたおしゃれな住宅について解説!間取りやちょっとした動線の工夫などをご紹介します。
家の高さに合わせたウッドデッキの実例
家の高さに合わせたウッドデッキの実例。床の高さを上げることで室内とウッドデッキの段差をなくし、出入りしやすい空間に仕上げています。
ウッドデッキ付近には、屋根付きの駐輪場を設置。雨天時も玄関から室外への動線を確保できるよう工夫しています。
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高台の立地を生かしたウッドデッキの実例
高台の立地を生かし、通常の住宅であれば2階部分の位置に1階がある住宅。ほぼ2階の高さとなっており、目隠し用のフェンスも設置されています。ハンモックを導入し、通常のリビングにプラスする形で使用できるちょっとしたくつろぎスペースに。高台を上手に活用した実例となっていますね。
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オープンウィンドウで開放感あふれるウッドデッキの実例
リビングに隣接するウッドデッキ。壁一面が窓になっているオープンウィンドウに仕上げており、開放感あふれる間取りに仕上がっています。
ウッドデッキの天井には吊り下げ式の物干しスペースを設置し、ウッドデッキで外干しもできる空間となっている点もポイントです。
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まとめ
今回は、ウッドデッキを平屋に導入する際の間取りや注意点、実例についてご紹介しました!ウッドデッキを平屋に設けることで、第二のリビングとして活用できる点がポイント。
ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。