<良い先生?悪い先生?>また来た…!新卒の若い先生から届く「謝罪メール」に違和感【まんが】
私はハヅキ。夫と幼稚園に通う娘アオイと3人で暮らしています。これまでの年少クラスではベテランの先生が受け持ってくれて、おかげでアオイも私も楽しく充実した1年間を過ごすことができました。そしてこの春、年中クラスにあがったアオイはスミレ組に。親子で進級式に参加すると、担任として新卒のアヤコ先生が紹介されました。社会人になったばかりのアヤコ先生は若くて初々しく、私も懸命に頑張っている姿を応援していたのですが……。
アヤコ先生は元気いっぱいでとても一生懸命。子どもたちもアヤコ先生のことが大好きです。「良い先生に受け持ってもらえてよかったな」と嬉しく思っていました。しかし数ヶ月後……。私はちょっとした異変を感じるようになったのです。
アヤコ先生からはちょくちょく「お詫びとお知らせ」という一斉メールが届きます。しかも「お知らせが遅くてすみません」とか「飾りが少なくてすみません」とかささいなことばかり。なんで今年はこんなに謝罪文を送ってくるんだろう……?
新卒で幼稚園にやってきたアヤコ先生は、若くて元気いっぱい。子どもたちからも人気があるようです。かくいう私もアヤコ先生を見かけるたびに元気をもらえている気がして、こっそりですが応援をしています。けれど最近頻繁に届くようになった「お詫びとお知らせ」に、なんだか不穏な空気を感じています。 重大なミスやトラブルならともかく、どれもこれもずいぶんささいな内容に思えるのです。ただひょっとしたら、今年度から幼稚園でのルールを徹底するようになっただけかもしれません。とりあえず気にしないようにしたいと思います。
謝罪の原因が判明!保護者の一部がクレーム連発「使えない」
いつも一生懸命なアヤコ先生。見かけるたびに私まで元気をもらえる気がして、陰ながら応援しています。なのに「使えない」って何? ひどい言い方……。私は不快感をおぼえました。しかしテッタくんママはさらに驚くようなことを言います。
「私はちょっとわからないなあ。そんなの考えたこともないかも……」私がサラっと返すとそれが気に食わなかったのか、テッタくんママは他のママたちと去っていきました。私はふと、頻繁に来るようになった謝罪メールのことを思い出します。
幼稚園から謝罪の連絡がたくさん届くようになったことを不思議に思っていた私。気にはなっていましたが、「園としてのルールが厳しくなったのかな」と気楽に考えていました。しかし同じクラスのママたちから、「アヤコ先生がなってない」「私たちが指導してあげている」という話を聞かされてびっくり。 ひょっとしてテッタくんママたちが頻繁にクレームを入れるせいで、アヤコ先生が毎回謝罪に追い込まれているのでしょうか。保護者の方から担任を指導してあげているなんて、上から目線もいいところです。私はまだ若いアヤコ先生が異様なプレッシャーを感じていなければいいなと思ったのでした。