妙高市東関で80代女性がクマに襲われ頭や顔けが 命に別条なし
妙高警察署によると2024年10月5日午後4時50分頃、新潟県妙高市東関に住む80代の女性が、自宅近くの農道で体長約1mのクマに襲われた。頭や顔などをひっかかれたとみられ、上越市内の病院に搬送されたが、命に別条はない。
女性は自宅近くの畑で作業を終え、農道を歩いて帰宅していたところ、山から下りてきたクマに襲われた。クマが逃げた後、近くの民家に助けを求め、住民が110番通報した。女性は頭頂部や鼻の右下、顎から首にかけて出血しており、爪による傷だったという。
妙高市内では8月28日にも下平丸の70代の男性がクマとみられる野生動物に襲われ重傷を負っている。市では「特にこれからの時期はクマの行動が活発になるので、山林へ入る場合は、鈴やラジオなどを携帯するとともに周囲の様子に注意して」と呼び掛けている。
現場の妙高市東関