大磯町 町民念願 国府橋新たに 川幅や車線を拡幅
大磯町月京にある国府橋の架替工事が完了し、3月29日に完成式典が開催された。六所神社の宮司による安全祈願のほか、六所神社大神輿の渡り初め、国府中学校吹奏楽部による演奏などが披露され、雨模様にも関わらず多くの地域住民が足を運び、橋の完成を祝った。式典終了後から通行可能となった。
国府橋は、町中央部を流れ河口付近で葛川と合流し相模湾に注ぐ二級河川「不動川」にかかる橋。付近は川幅が狭まるボトルネック箇所になっており、水害の危険性が高まっていることから改修が求められていた。
今回、大雨などの際のスムーズな川の流れを確保するため、橋の周辺を約100mに渡り護岸工事。合わせて川幅を10mから16mに拡幅した。
国府橋も延伸し、橋長18・9m、幅員も幅4mの車道と2mの歩道から、幅3・25mの車道2車線と2・2mの歩道2本に架け替えられた。長年の課題だった、橋の上では対向車がすれ違えず譲り合いせざるを得ない状況などの解決が期待される。
銘板は校歌から
完成式典は、2024年に国府町が大磯町と合併して70年を迎えたこともあり、「地域のみんなで橋の完成を祝いたい」と地元の区長たちが発案。式典参加者全員で国府小学校校歌を斉唱するなど、地域ゆかりの企画を盛り込んだ。橋に設置された銘板には、国府小校歌にも出てくる「鷹取山」と鷹があしらわれている。
中丸地区の区長で同実行委員長の山口修さんは「30年に及ぶ地域の念願だった。皆さんに感謝したい」と感無量の様子だった。