金沢の和菓子店「森八」から創業400周年記念メニューが新登場!8種類の自家製餡で手作りもなかが楽しめる♪
4月8日、金沢の老舗和菓子店「森八」から創業400周年記念メニューが新登場!
3つの看板銘菓が一度に味わえるプレート「伝統」、8種類の厳選された自家製餡で手作りもなかが楽しめるプレート「革新」の2種類が、本店の「森八茶寮」とひがし茶屋街にある「ひがし三番丁店」にていただけます。
加賀藩御用菓子司として、菓子どころ金沢を代表する和菓子店「森八」。
江戸時代、大名に献上していたとされる由緒ある落雁「長生殿」をはじめ、伝統ある和菓子を数多く取り揃えています。
2025年で創業400年を迎える「森八」。
今回、「森八」の伝統の味をより気軽に体感できる2種類の400周年記念メニューが登場しました。
まず一つが、「革新」(1,400円)。
50種類以上を炊き上げる自家製餡の中から厳選された8種類の餡で手作りもなかを楽しめるプレートです。
「森八」が誇る自家製餡に注目し、同じ餡でも味わい・食感の異なるさまざまな種類があることを知ってもらい、餡を好きになるきっかけにしてほしいとの想いで新たに開発されたそう。
九谷焼の豆皿で提供される色とりどりの可愛らしい餡に、心も弾みます♡
上生菓子に使われている「黒こしあん」や「白こしあん」をはじめ、もなか専用の「蛇玉あん」、「抹茶あん」「黄身あん」など、バリエーション豊か!
豆皿を持ち上げると餡の種類が分かるほか、付属のQRコードをスマホで読み込むとプレートや餡の解説が読める小粋な仕掛けもあります。
お好みの餡を、家紋である蛇玉をかたどったもなかの皮に乗っけて。
一口でパクッと食べられる手軽さはもちろん、それぞれの餡の食感や味わいの違いを食べ比べできるのがユニーク!
特にこだわったのが、もなかと餡のバランス。
口の中で同じタイミングでなくなるよう、その絶妙な塩梅を工夫されたんですって。
ちょっとずつさまざまな餡が味わえるなんて、あんこ好きにはたまりませんね♪
もう一つが、「伝統」(1,200円)。
「長生殿」、「黒羊羹」、「千歳」の3つの看板銘菓が勢揃いした、これまでありそうでなかった贅沢なプレートです。
こちらも鮮やかな九谷焼の豆皿に乗せて、提供してくれます。
日本三名菓の随一と称えられた落雁「長生殿」。
貴重な徳島の阿波和三盆糖に北陸産のもち米粉を使用し、紅色の落雁は紅花の天然色素にて染め上げるなど、400年間変わらぬ製法と原料を守り続けています。
和三盆糖の豊かな風味、サクッほろりとなくなる口溶けは、一度食べれば虜になるはず。
加賀藩士の紋服「黒梅染」を映したと言われる「黒羊羹」は、艶やかな見た目となめらかな食感に思わずうっとり。
しっとりとした上品な甘さで、お抹茶にもよく合います。
「千歳」は、富士山に見立てた伝統の紅白祝菓子として、創業当時より親しまれてきました。 米飴を加えた贅沢な小豆のこしあんを求肥で包んだお菓子で、添えられた糸で食べやすい大きさにカットしていただきます。
代々受け継がれてきた製法で作るこしあんは、奥深いコクが魅力。
弾力のあるもちもちの求肥との組み合わせも最高です。
創業400周年記念メニューがいただけるのは、「森八茶寮」とひがし茶屋街にある「ひがし三番丁店」。
本店2Fに併設の「金沢菓子木型美術館」は、「森八茶寮」を利用すれば無料で入館できるので、セットで楽しむのがおすすめですよ。
また400周年を記念して、能登産のアズキと塩を使った記念商品「能登の宝の塩羊羹」の販売(2025年1月〜)、「森八」の商品や歴史を紹介する写真集「400年の夢 和菓子たちの詩 加賀藩御用菓子司 森八 400年」も出版されています。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
森八
住所石川県金沢市大手町10-15
TEL076-262-6251
営業時間9:00-18:00(茶寮・美術館は17:00まで)
定休日無休(1/1・1/2は休み)
公式webサイト( https://www.morihachi.co.jp/shop_honten )
Morihachi Matcha Cafe ひがし三番丁店
住所石川県金沢市東山1-13-9
TEL076-253-0887
営業時間9:30-17:00
定休日1/1
公式Webサイト( https://www.morihachi.co.jp/shop_higashi03 )