ライトゲーム愛好家が釣り談義に【アットホームなカフェ】をすすめるワケ
今回は、密談的釣り談義にアットホームなカフェが最適な理由を3つ、筆者の独断と偏見でプレゼンさせていただきます。
釣り談義とは
過ごしやすい気候で、潮も良く、天気も良いのに、なぜか爆風。春先によくある、釣り人あるあるです。そんなときは、下がりきったモチベーションを上げるべく、近くのカフェや喫茶店で、大切な釣り仲間と過去の釣果を肴に、釣り談義に華を咲かせるのが筆者スタイル。
釣り人なら誰しも経験あるかと思いますが、釣法や釣果をテーマにしたディスカッション風の語り合いを、筆者は「釣り談義」と呼んでいます。
ただ、時にはシークレットな内容も飛び出すようなメンバーが集まることもあり、少し環境には配慮が必要です。
釣り談義が盛り上がる理由
釣り談義では、少しオーバーな話が飛び出したり、ときには御伽話のような展開になったりすることもあります。釣り人であれば、盛り上がりすぎて話に夢中になってしまうことも珍しくありません。
さらに、自分の釣行について「みんなに知ってほしい」「リアクションが欲しい」という承認欲求が高まり、大きな声で話してしまうことも。独演会のような雰囲気が出来上がり、同じ体験をした釣り人が突然加わってさらにヒートアップ——まるでイベント会場のようです。
また、同じ釣具を使っているアングラー同士での情報共有やアドバイスのやり取りなど、釣技を高めたい人が多く、ついつい話が止まらなくなります。
このように、釣り人は向上心が強いため、釣り談義は果てしなく盛り上がるのです。
おすすめ理由(1):座席数がちょうど良い
大人数での釣り談義も楽しいですが、いつもの釣り仲間だけで語るなら、座席数が少なめの店舗のほうが、内容の濃い話ができ、より親密なコミュニケーションが生まれやすい印象です。
おすすめ理由(2):軽食とコーヒーで十分
定番のコーヒーはもちろん、少し変わったウイスキーコーヒーなど、他では味わえないメニューが楽しめるカフェは、語り口に最適な変化球。話題のきっかけにもなり、釣り談義のプロローグとしても、掴みは十分です。
おすすめ理由(3):店主が釣りに興味がない
相談者の中には、マスターに釣法のアドバイスや釣り場情報を求めたい人もいるでしょう。でも、上級者になると、むしろ話し相手に制限を設けて談義したい場合もあります。
筆者いきつけのお店のマスターは釣りに興味がないので、大切な情報が漏れるリスクも少なく、安心して濃い話ができます。口が堅く、信頼も高いため、とても貴重な環境だと感じています。
まとめ
そもそも密談なら、人目のない場所で行うのが基本かもしれません。でも、趣味の話はやっぱり美味しいコーヒーを片手に語りたい。オシャレな空間で淹れたての一杯を楽しみながら話すのが一番だと、筆者は思います。
大切な仲間と水入らずで語り合える空間は、釣り談義でも必要不可欠な要素だと実感しました。皆さんも、隠れ家的なカフェでの釣り談義、ぜひ楽しんでみてください。
<松永一幸/TSURINEWSライター>