新吉田第二小 「お金の使い方」学ぶ PTA会長の出前授業
新吉田第二小学校で1月8日、5年生を対象に家庭科の授業の一環として金融教育が行われた。キャッシュレス決済やインターネットバンキングなどが生活の中で身近なものになってきており、金融に関する知識や判断力が求められる場面が増えている昨今。小学生の段階から金融教育を受けることで、社会の変化に対応し、主体的に経済活動に参加できるようにすることを狙いとしている。
講師を務めたのは、同校のPTA会長である小泉正人さん。会長として同校に関わるうちに、「学校に何か還元できれば」と思い、出前授業に至った。授業では、収入や支出、貯蓄などの金銭の流れや使い方を説明。児童らは、無駄遣いを減らす方法などの質問に対して積極的に挙手し、「本当に必要か考える」「買う前にサイトやアプリでレビューを比較する」「お金を持ち歩かない」などの考えを述べた。
小泉さんは、「子どもたちの意見を聞くことができ、楽しくお金の使い方を伝えられた」と口にした。