オリックス田嶋大樹が左腕苦手のソフトバンク相手に今季4勝目狙う 3戦連続HQS中の有原航平と対決
約1カ月ぶり勝利目指す田嶋大樹
オリックスの田嶋大樹が9日、本拠地京セラドーム大阪で行われるソフトバンク戦に中9日で先発する。
プロ7年目左腕は今季ここまで10試合に先発して3勝3敗、防御率4.11、QS(6回以上自責点3以下)は2度のみ。開幕ローテ入りこそしたが、ここまで3度登録を抹消されるなど今ひとつ波に乗り切れていない。
ただ、二軍での調整登板を経て臨んだ前回6月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、初回に2失点するも6回96球を投げて5安打2四球2失点と粘りの投球で、今季2度目のQSを達成。白星こそつかなかったが、先発としての役割は十分に果たしていた。
ソフトバンクとは今季初先発となった3月31日(京セラD大阪)以来の対戦。その際は5回75球2安打1失点の投球内容だった。ソフトバンク打線はここまで右投手に対して打率.277の一方、左投手には打率.229と苦手にしている。好データも味方につけ、6月5日のDeNA戦以来の4勝目を目指す。
リーグトップ9勝目狙う有原航平
一方、ソフトバンクの先発は有原航平。今季の開幕投手を務めた右腕はここまで13試合に先発してリーグトップの8勝(3敗)を挙げ、同2位の防御率2.06をマーク。QSも12度記録するなど、先発陣の柱として十二分の働きを見せている。
前回登板した2日の西武戦(東京ドーム)では、7回116球を投げて6安打2失点と好投。3試合連続のHQS(7回以上自責点2以下)を記録し、自身5連勝を飾った。そこから中6日で今日の登板に臨む。
オリックスとは今季2度対戦し、2勝無敗、14.2イニングを投げて3失点、被本塁打ゼロに抑えている。直近では2週前の6月25日に対戦しており、8回115球4安打2失点の快投で、今季7勝目を挙げた。
ただ、オリックスはその後調子を上げ、3位に浮上。リーグ3連覇中の王者をこれ以上勢いづかせないためにも、エースが全力で抑えにかかる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-日本ハム・山﨑福也(ベルーナドーム)
ロッテ・C.C.メルセデス-楽天・内星龍(ZOZOマリン)
【セ・リーグ】
DeNA・石田裕太郎-中日・小笠原慎之介(横浜)
阪神・才木浩人-ヤクルト・吉村貢司郎(甲子園)
広島・森下暢仁-巨人・山﨑伊織(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部