桑原泰恵逗子市議会議員が体調不良を理由に議員辞職
逗子市議会議員の桑原泰恵氏(62)=無所属=が8月16日付で議員辞職した。議会事務局によると8月15日付で本人から「体調不良のため議員を辞職したい」との届け出があり、16日付で匂坂祐二議長が許可した。
市議会議員定数17人に対し、長島一由氏の逗子市長選出馬に伴う失職と合わせ、欠員2人となったが、成立要件を満たしているため、補選は行われない。
桑原氏は2022年に初当選。今年になり夫が経営する放課後等デイサービス運営会社が、コロナ禍における障害児通所給付費を不正請求をしていたことが発覚。議員の間から桑原氏の責任を問う意見が相次ぎ、特別委員会が設置され調査が進められていた。
同氏は「家族が起こした問題に対し(道義的責任など)何らかの責任を取るべきとの意見が委員会などからもあり、重く受け止めた」とコメントしている。