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新神戸『chie no mi』の皿盛りデザートコースで自分へのご褒美時間♪ 神戸市

Kiss

三宮の喧騒を少し離れた、“新神戸”の住宅街に、今年の5月、新たなお店が誕生しました。その名も『chie no mi』(神戸市中央区)。“皿盛りデザートコース”を専門にした、神戸でも類を見ない新しいスタイルのデザート専門店です。

お店の外観 5月にオープンした『chie no mi』

お店が位置するのは、新神戸駅から南東方面に徒歩5分ちょっとの場所。建物の1階にあります。

店内の様子。カウンター席が6席

店内は白・ベージュ・グレージュといったやわらかなトーンで統一され、まるで陽だまりの中にいるかのような穏やかな雰囲気。静かに、そしてゆっくりと味わうことに集中できる、贅沢な時間が流れています。

こだわりのインテリアやお店のロゴ

インテリア小物にもこだわりが光ります。なんと、店内のロゴや内装のディテールには、オーナーのお姉さん夫婦のアイデアも加わっているそう。ご家族の温もりが感じられる、優しさと品のある空間です。

お店の概要

同店では、11時からと13時からの二部制で提供される完全予約制のデザートコースが人気!ちなみに、15時以降は予約不要でカフェとして利用可能です。

事前予約制デザートコース3,960円

レストランパティシエとして13年のキャリアを積んできた店主のちえさん。「魅力いっぱいの皿盛りデザートといえば、どうしてもコース料理の最後にしか食べる機会がない…。本格的な皿盛りデザートをもっと身近に、もっと自由に楽しんでほしい」という思いからお店をオープンされました。

内容は旬の素材によって毎月変わり、常に新鮮な驚きと発見があります。

季節のウェルカムドリンク

まずは季節のウェルカムドリンクから。この日は、赤紫蘇と炭酸水にローズマリーを添えた爽やかな一杯。

旬の野菜を使ったアミューズ三品

「甘いものが続くと重たく感じてしまうから」と、最初に出てくるのは旬の野菜を使ったアミューズ3品。ここにも、ちえさんの思いやりとレストラン仕込みの技術が凝縮されています。

実はちえさん、オープン前にはイタリアのレストランで1年間修行を積んでおり、そこで学んだ“食事としてのデザート”のあり方やアミューズの魅力が、この一皿一皿にも息づいているのです。

目の前のカウンターで仕上げられる皿盛りデザート

さて、いよいよ本命のデザートコースの始まり。同店の大きな魅力のひとつが、デザートがすべて目の前のカウンターで仕上げられるというスタイル。ちえさんは、一皿一皿をその場で組み立て、盛り付け、仕上げていきます。

ソルベをのせる瞬間、ソースをとろりと流すタイミング、最後にナッツや花びらをひとつまみ。まさに一瞬ごとに完成に近づいていく様子を、間近で静かに見守る時間は、まるでアート作品が目の前で誕生していくような高揚感を感じられます。

アメリカンチェリーとショコラ

ファーストデザートは「アメリカンチェリーとショコラ」のデザート盛り。アメリカンチェリーの赤ワインコンポートとショコラソルベを中心に、チョコレート生地、チョコクリーム、ナッツ、そしてサワーチェリーのペーストなどを重ね合わせて構成された一皿は、「黒い森(フォレノワール)」をイメージしたという完成度の高い一品。

チョコレート×チェリーの融合

チョコレートの濃厚なコクと、アメリカンチェリーの華やかな甘酸っぱさが口の中で溶け合う、こちらのファーストデザート。ベースに使われているチョコレート生地は、小麦粉不使用のグルテンフリーなんだそう。ひとつひとつの要素に妥協がなく、細部まで丁寧に作り込まれているのが伝わってきます。

続いて、セカンドデザートの盛り付けスタート

セカンドデザートの盛り付けが始まり、カウンターに目をやると、今がまさに旬!宮崎県産の完熟マンゴーが、まるで宝石のように艶やかに輝いていました。

同店で使用されるフルーツはすべて神戸・中央市場で仕入れた“今が一番おいしい旬のもの”。食材選びにも一切の妥協がなく、季節ごとに内容が変わるのもお店の魅力のひとつです。

マンゴープリンとライムのソルベ 宮崎マンゴー、自家製パイのミルフィーユ

夏をそのまま皿にのせたような一品が完成しました♪

宮崎マンゴー、自家製パイのミルフィーユ

手織りの自家製パイ生地で仕立てたミルフィーユ。ひとつひとつ丁寧に折り込まれたパイは、毎朝お店で焼き上げられるこだわりの一品で、サクッと軽やかな食感の中に、バターの香りがふわっと広がります。

マンゴープリンとライムのソルベ

そして存在感のある、とろけるようになめらかな自家製のマンゴープリン。スプーンを入れた瞬間、口の中で静かに溶けていくほどの柔らかさに、思わずうっとりしてしまいます。

フレッシュハーブティー

いよいよコースも終盤。ゆったりと流れる時間の中で、ハーブティの準備がはじまります。最後のデザートはなんだろうとワクワクしながら待つ時間も幸せです。

この日のフレッシュハーブティーは、ミントとローズマリーをブレンドし、その場で丁寧に抽出されるハーブティーは、カップを口に運ぶ前からもう癒されてしまうほど。

本日の小菓子・フレッシュハーブティー

ハーブティとあわせて、小さな宝石のような小菓子たちが運ばれてきました。ラインナップは日によって変わることもありますが、この日の皿には、三種の手作りスイーツが並んでいました。

日々忙しく過ごす自分への、ちょっとしたご褒美にぴったりの場所。静かな空間で、丁寧に仕上げられた美しい皿盛りデザートをゆっくり味わう時間は、心と身体をほっとほどく贅沢なひとときでした。


場所
chie no mi
(神戸市中央区熊内橋通6丁目3-14 ハイム熊内橋 1階)

営業時間
デザートコース (予約制)
①11:00〜12:30、②13:00〜14:30
カフェタイム
15:00〜18:30(予約不要)

定休日
月曜日
※不定休あり

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