シーズン終盤の渓流釣りでカワムツと戯れる【埼玉・名栗川支流】フライで挑戦
今回は、埼玉県の名栗川支流でののんびり渓流釣りです。渓流釣りシーズンも残すところ約半月ほど。そんな中、久々の渓流で癒されてきたことを軽く語ろうと思います。
朝の目覚め
夜中までフライを巻いていたので、睡眠時間は短かったですが快眠といっても差し支えない程よく眠れました。何より都会と違って小鳥の声が目覚まし時計代わりで、気持ちのいい朝を迎えられます。机に手を置いたらオレンジのパラシュートフライが。無造作にフライボックスに入れて早く川へ。
さっさと川へ
朝の身支度を手短に済ませ、そのまま川へ直行。朝マヅメではない時間帯でしたが、カワムツやハヤはそんなにシビアではないので、何も考えずそのまま川へ向かいました。
フライは昨日と変わらず#26のパラシュート。カワムツやハヤは、ひっきりなしにフライを変える必要がないので手軽に狙える相手。お子さんがいる家庭ではピッタリの対象魚と言えるでしょう。もちろん自分も、釣って楽しく合わせの練習にもなります。何より景観がいいのも相まって飽きることがないのもいい点です。
昨日と変わらず
反応は昨日と変わらずフライに果敢にアタックしてくるものの、口が小さいからか中々フックに乗ってくれない時間が続くことに。釣り始めて20分ぐらい経ちようやくヒット。竿で合わせるというよりも、ラインを引っ張って掛けるようにしたところ上手く乗っかってくれました。いくらなんでも小さすぎではと思うサイズが来ましたが、こんな小ささでも果敢にアタックしてくるので、これはこれで釣れたら嬉しいです。
その後も似たような展開が続き、サイズアップとは言えないですがそこそこの大きさのカワムツが釣れるように。ドライフライ以外の釣り方も試そうとしましたが、ニンフでの釣りをしようとインジケーターを流したらそのインジケーターにカワムツたちが食らいつくという珍事が発生。「それじゃない!」と言いながらも一向にニンフに食いついてくれなかったので結局ドライフライに戻すことに。そんな感じでワチャワチャしながら一人で楽しんでいました。
やっぱり楽しい
今回はのんびりとした釣行でしたが、渓流に足をつけての釣りはとても楽しいです。釣りに限った話ではないですが、やっぱり好きな事をしないとストレスが溜まってどうしようもなくなってしまいます。こうした飽きずに楽しめるものは、いつまでも大事にしたいものですね。
渓流シーズンも残すところあと半月ほど。今年の自分は色んな事情で、渓流に足を運ぶ機会があまりなかったので、残りの日数で行けるところは全部行けたらと考えているところ。知り合いはかなりの日数を渓流で過ごしたと聞き羨む毎日です。
増水や落雷に注意
少し話がそれますが、9月になってからかなり天候が変わりやすくなる季節になりました。テレビに限らず色んなメディアなどで、水難事故にあっているニュースをまだ見かけます。増水による水難事故を防ぐためにも、自分自身しっかり注意していきたいと考えています。
もう一つは落雷。知り合いの釣り人の話ですが、いきなり天候が変わり近くの橋に避難した時の話をしてくれた時の話です。川岸に置いてきた釣り竿にいきなり雷が落ちてきて命の危機を感じたことを語ってくれました。み
なさんの釣り竿の素材は、ほとんどカーボンで出来ていると思います。もし釣りの最中に雷がきたら、その場に竿を放置して避難することを忘れないように。釣り人である以上、これは他人事ではないと感じます。「命」があるから釣りが出来る事を忘れずに、これからも最大限の気を配りながら楽しんでいきたいと思います。
<泉陽登/TSURINEWSライター>