「ついに見つけたどぉお!」14年探し続け北海道でついに見つけた“ベニテングタケ”の写真に15万いいね「メルヘンすぎる」「絵本の世界みたい」
毒キノコといえばすぐ頭に浮かぶ、赤いカサに白い斑点のある「ベニテングタケ」。そんなベニテングタケを長年探し求め、ついに北海道で発見した方の投稿がSNSで話題です。
【画像】発見したベニテングダケの写真に写る本物そっくりのフィギュア
そこに映っていたのは、鮮やかなキノコたち。しかも手前のキノコにはちょこんとカエルが乗っているように見えます。この投稿には「絵本の挿絵みたい」「コントラストが美しい」「カエルが可愛すぎる」とコメントが寄せられ、15万いいねを超える反響となりました。
探し始めてなんと14年!“とあるコスプレ”をしながらついに発見
投稿主は、自然科学や芸術をモチーフに玩具を製作する東京のトイメーカー「株式会社いきもん」の代表である佐藤純也さん。2010年にカプセルトイのキノコフィギュアを作っており、ラインナップにベニテングタケもあったことから実物を探し始めたとのこと。本州では見られる場所が限られるためなかなか出会えず、探し始めて14年が経ち、やっと北海道の洞爺湖周辺で出会えたそうです。
また、佐藤さんは北海道が舞台の漫画「ゴールデンカムイ」の大ファン。今回の北海道出張の合間には主人公・杉元の姿で聖地巡りをしており、ベニテングタケを見つけた際の様子もまるで作中の1シーンのようです。
この時はこんなアホな格好で撮った画像が伸びるとは全く思わなかったんや...
実は手前の2つは本物そっくりのフィギュア
投稿されたお写真には秘密が。パッと見ると、まるで鮮やかなキノコが3つ生えているかのようですが、手前の2つは「株式会社いきもん」で扱うカプセルトイ!あまりのリアルさと可愛さに本物と間違える方も多く、「手前2つはフィギュアです!間違えないで!すみません!」という佐藤さんの発信には「本物かと思っちゃった」「違和感がなさすぎる」等のコメントが殺到しました。
写真手前にあるキノコの上にアマガエルが乗ったフィギュアは、12月に新発売される予定の商品とのこと。この他にもキノコのマグネットや耳栓コレクションなど、ユニークで愛らしい商品が取り扱われています。気になった方はぜひ手元に迎えてみてくださいね。
最後に、この「ベニテングタケ」を人間が食べると脳の神経に影響を与え、めまいや錯乱、幻覚症状、呼吸困難などを引き起こす可能性があります。白い斑点がたまたま取れて、他のキノコと見間違うという可能性も。みなさんくれぐれもお気をつけください。
■取材協力:佐藤純也さん
■X(旧Twitter):@indiana1974
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