まさか1年以内で実現!大の里関のラッピング車両、ちょんまげ姿から横綱姿に”格上げ” 新潟・糸魚川
貼り替え後のラッピング車両(糸魚川市プレスリリースより)
新潟県糸魚川市は7月9日、えちごトキめき鉄道で運行している横綱大の里関のラッピング車両について、横綱昇進を受けて写真を貼り替えた車両の運行を開始したと発表した。
同車両は2024年度に企業版ふるさと納税で同市に寄付された資金を活用し、2年間の予定で運行している。寄付者はトリプルコンフィデンス株式会社(千葉県)の朱孝代表取締役。
これまでラッピングされていた大の里関の写真は大銀杏を結えていない写真だったが、横綱昇進を受けて綱を締めた姿の写真に貼り替えた。昨年のお披露目時にも寄付者から「横綱になったら写真を貼り替えたい」との意向が示されていた。
久保田糸魚川市長は「関脇時代のちょんまげ姿が、僅か1年もたたずに大銀杏に変わり、綱を締めた横綱の姿に変わるとは夢のような出来事で、大変喜んでいる」とコメントした。
寄付者の朱氏は「昨年9月のセレモニーの時に、今後2年の間に大の里は綱を張ると確信しており、その際にはちょんまげから横綱の写真に貼り替えると公言してからこんなにも早くその日が訪れるとは流石に予想できなかった」と述べた。
大の里関の父である中村知幸氏は「去年初登場して1年経たずしてこの機会がやってくるとは嬉しいこと」と喜びを表した。
同車両のラッピングは海洋高校出身の関取4人(大の里関、嘉陽関、白熊関、欧勝海関)を中心としたデザインで、海洋高校の宣伝や糸魚川市の地域振興を目的としている。運行開始日の2024年9月28日には、大の里関、欧勝海関をはじめ、寄付者や関係者を迎えてお披露目イベントが行われた。
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