【奈良クラブ】後半失点ラッシュで完封負け!フリアン監督「怒りを感じている」
【奈良クラブ】後半失点ラッシュで完封負け!フリアン監督「怒りを感じている」
2024年6月23日(日)、奈良県にホームを置くサッカーJ3の奈良クラブはアウェーでアスルクラロ沼津と対戦し、0-3で敗れた。
後半に3失点
奈良は前半に8本をシュートを浴びるが、0-0で切り抜ける。
しかし、76分に右サイドから崩されて先制点を許すと、ここから立て続けに点を取られ、今季最多タイの3失点で試合を終えた。
フリアン監督コメント
「正直に、非常に怒りを感じています。なぜかというと結果に対してではありません。上位チームとの対戦なのでこのような結果が起こり得ることは考えていましたが、試合の終わり方に対して怒りを感じています。4シーズン指揮をとっていますが、今日のように最後の時間帯で我々のアイデンティティや競争するためのパッションを失うことを見たことがありませんでしたが、今日はその部分が見えてしまった。ですので結果に対してではなく、自分たちのアイデンティティやパッションを貫けなかったことを心配しています。77分の(沼津)持井選手のゴールまでは、試合は拮抗していましたし我々もディフェンス面は良い部分が多かった。このピッチでは彼らがボールを保持することは解っていましたし、それに対する守備を固める対策は上手くいったと思います。セットプレーも非常に重要であるとこの試合に臨みましたが、77分のゴールまではセットプレーの面においても上手く出来ていたと思います。失点の直前には澤田選手のシュートがポストに当たることもありましたし、前半30分あたり連続してコーナーや、スローインの守備の場面がありましたが我々はよく守れていたと思います。ですので、失点後に奈良クラブらしさが消えてしまい出来ていたセットプレーにおける強度、良い陣形が崩れてしまったことを心配しています。まだシーズン折り返しの地点ですので、これから戦う試合は半分残っている。シーズンが長いように試合も長いのでそこで我々のアイデンティティやパッション、オーガナイズを失うことは許されないということが今日の試合で得た学びです。これから夏の試合を迎えていくが、今日のような最後の時間帯でレベルが下がることはこれからの夏の試合で許されない。さもないと秋以降は今日の試合のように下がってしまう。それは許されることではありませんし試合の最後の1分、シーズンの最後の1分後まで戦い続けなければならない。」(奈良クラブnoteより)
次節は6月29日(土)、ホームでガイナーレ鳥取と対戦。
ホームで立て直しを図りたいところ。