車椅子バスケットボール SAGAMIFORCE 天皇杯切符を奪取 大一番は延長の末、激戦制す
けやき体育館を拠点に活動している車椅子バスケットボールチーム「SAGAMIFORCE」(盛島良介代表)が来年1月末から2月上旬に東京体育館で開催される「天皇杯第50回記念日本車いすバスケットボール選手権大会」への出場を決めた。昨年につづき2度目の大舞台となる。
1、2回戦を順当に勝ち上がり、勝てば天皇杯出場権を手にすることができる大一番となった準決勝の相手は川崎WSC。延長戦にもつれ込む大接戦となったが、59対56で強敵を退け全国大会行きを決めた。
決勝戦は毎年、天皇杯に出場している埼玉ライオンズ。自力で上回る相手に真っ向勝負を挑んだが力及ばず銀メダルを手にした。
目標は「1勝」
初出場となった昨年の天皇杯では大会を制したチームと初戦で対戦。チームをまとめるキャプテン・春田賢人さんは「惨敗だった」と初の全国舞台を振り返り、2度目の出場となる今回は「チームのモットーである『楽しく、全員バスケ』をコート上で体現し、『天皇杯1勝』をめざしたい」と話した。
チームは50年ほど前に創設され、現在はスタッフを含め18歳から68歳まで16人のメンバーが所属している。