タサン志麻の小さな台所~冬「ガレット・デ・ロワ」
フランス語で「王様のケーキ」を意味するガレット・デ・ロワ。サクサクのパイの中に潜むのは、まろやかなアーモンドクリームと、小さな陶器の人形・フェーヴ。今年の王様を引き当てるのは果たして誰か?おいしいだけでなく、そのワクワク感もたまらない一品です。
ガレット・デ・ロワ
【材料】((つくりやすい分量))
冷凍パイシート 2枚, バター 100g, 砂糖 100g, 溶き卵 1コ分, アーモンドパウダー 100g, 薄力粉 10g, ラム酒 大さじ1, 卵黄 1コ分
【つくり方】
1. ボウルにバター、砂糖を入れ、ゴムべらでよく混ぜ合わせる。ペースト状になったら溶き卵を5回くらいに分けて少しずつ加え、そのつどよく混ぜ合わせる。
2. アーモンドパウダー、薄力粉を加え、ゴムべらでサックリと混ぜ合わせる。ラム酒を加え、さらに混ぜ合わせる。
3. パイシートは室温で半解凍にする。オーブン用の紙を天板に敷き、パイシート1枚を置く。卵黄に水小さじ1/2を加えて混ぜ合わせ、適量をスプーンでパイシートの縁の約1cm幅に塗る。【2】をパイシートの中央にのせて平らに広げ、好きな場所にフェーヴを埋める。
4. もう1枚のパイシートは手で全体を軽くのばしてから【3】にかぶせる。まず四隅を合わせて指でくっつけ、手で引っ張りながら指で縁を押さえて隙間なくとめる。残りの卵黄をスプーンで全体に塗り、包丁の背やフォークで縁に筋をつける。包丁の刃先で好みの模様をつけ、模様の上に6~8か所空気穴を開ける。200℃のオーブンで30~40分間焼く。