Yahoo! JAPAN

主演・阿部寛、韓国映画『テロ,ライブ』を原作とした『ショウタイムセブン』公開が決定(コメントあり)

SPICE

映画『ショウタイムセブン』

映画『ショウタイムセブン』が2025年2月7日(金)に公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルと特報映像が解禁された。

『ショウタイムセブン』は、ハ・ジョンウ主演×キム・ビョンウ監督による韓国映画『テロ ライブ』(2013年)を原作に、オリジナル展開をふんだんに盛り込んだというサスペンス作品。国民的報道番組『ショウタイム7』を降板させられたキャスター・折本眞之輔が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰をかけた“独占生中継”に挑む描く。折本はスタジオ内にも爆弾が仕掛けられていると明かされ、全ての発言が生死を決める極限状態に追い込まれていく。

テレビ局の元人気キャスター・折本眞之輔役で主演を務めるのは、『テルマエ・ロマエ』シリーズや『歩いても 歩いても』などの阿部寛。阿部のとって本作は、2022年の『異動辞令は音楽隊!』以来およそ3年ぶりの映画主演作となる。メガホンをとったのは、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で長編映画デビューを飾った渡辺一貴監督。本編撮影は終了し、現在は仕上げ作業中とのこと。

主演の阿部寛、渡辺一貴監督のコメントは以下のとおり。

阿部寛(主演)

脚本を読んだ際、自分を新たな領域へと誘ってくれるような作品だと思い、この役をお受けしました。

撮影現場では、緊張感あふれるシーンが連続し、複数のカメラで長回しを行うことが多く、まるで舞台の上に立っているような生々しい緊張感がありました。そのため、台本を完全に自分の中に落とし込み、瞬間瞬間の感情やライブ感を最大限に引き出すことが僕の挑戦でした。今回、キャスター役を演じるのは初めてで、非常に繊細で難しい役でしたが、監督のご指導とサポートに心から感謝しています。緻密に練り上げられた演出の中で、息をのむような緊張感とともに物語が展開します。ぜひ劇場で、このスリリングなエンタテインメントを体感していただければ幸いです。

渡辺一貴(監督)

小学生の時に熱中したドラマ「ムー一族」は生放送あり歌ありバラエティあり、兎に角なんでもありの玉手箱のような番組だった。生放送でドラマが進む緊張感にドキドキし、ハプニングやNGが出る度に「この人怒られないといいな…」と子供ながらに心配した。豊かな時間だった。

本作のメイン舞台、報道番組「ショウタイム7」は2時間生放送の設定。放送と事件が同時進行し、登場人物たちが次々に予想外のアクシデントに巻き込まれていく緊迫感を、昔見た生ドラマのように表現できれば、と思った。できるだけ芝居を止めずに長回し。10分以上のテイクも数知れず。カメラの揺れなど小さなハプニングが起きてもそれを活かしながら。テイクを重ねるごとに阿部寛さんの熱量と迫力に凄みが増していく。モニターを見ながら私もこの生放送に参加している感覚に陥る。

酷暑の中、撮影は冷房の効いたテレビスタジオ。だが最高に熱い夏だった。

『ショウタイムセブン』は2025年2月7日(金)全国公開。

【関連記事】

おすすめの記事