お得なランチが狙い目!新開地『洋食屋 ゆうき』でミディアムレアの絶品ビフカツを実食 神戸市
神戸・新開地駅から徒歩1分の場所にある『洋食屋 ゆうき』(神戸市兵庫区)。ランチ時にはオープン前から行列ができる人気店です。
神戸のレストランやカフェで修業を積みながら、フレンチから中華までオールマイティーに料理の腕を磨いた久米田勇一郎さんが、2010年に”最後の店”として選んだこの場所で提供するのは洋食です。
ハンバーグやカツレツ、エビフライといったメニューのなかでも、同店の名物料理は女優の浅野ゆう子さんも太鼓判を押している「ビフカツレツ」。今回はこちらをランチセットでいただきます。
実は同店のビフカツは揚げ焼きで作られます。フライパンの中で一枚ずつ調理されるので、揚げ油はいつも新鮮。これが揚げ物でも重くなく、軽やかに仕上がる秘訣だとか。
さっきまできめ細かい生パン粉をまとった真っ白のカツレツは、香ばしい香りとともに、みるみるうちにきつね色に変化します。
テーブルに到着したBランチセットがこちら。150gのビフカツレツにサラダ、ライス、スープが付いてなんと税込1,300円(ちなみにミニハンバーグに日替わりで3種の揚げ物が付くAランチは1,100円です)。たっぷりとかけられたデミグラスソースの香りが鼻腔をくすぐり、猛烈におなかが空いてきます。
使用部位はなんとサーロイン!仕上げにオーブンで蒸し焼きすることで、衣はサクサク、お肉はしっとりとしたミディアムレアに仕上がっています。
やわらかな身質にまろやかな脂があいまって、ステーキがそのままカツレツになったような至極の味。酸味とコクのバランスが良いソースが肉の旨みをさらに引き立て、永遠に食べ続けられそう。
ここで、「ちょっと待ったー」とばかりの美味しさに出会ったのは、付け合わせのスパゲッティ。ガーリックがしっかり効いたペぺロンチーノ仕立てなんですが、そのまろやかで優しい味わいが絶妙で、おかわりするお客さんもいるのだとか。ニンジンとインゲンもフレンチ仕込みの本格派の味で、抜かりがありません。
「本来、洋食は庶民的なもので、ビフカツだってパン粉つけて揚げるだけ。良い素材を使えば美味しくなるんですよ」と笑う久米田さん。料理人歴50年以上のキャリアを持ちながら、そう話す人柄にファンも多そうです。
このビフカツレツは、ランチ150gに対してディナータイムには180gにボリュームアップし、税込1,600円で提供されるそう(それでも安い!)。たっぷり味わいたい人は、夜の来店もおススメですよ。
場所
洋食屋 ゆうき
(神戸市兵庫区湊町4丁目2-12 リビーズ湊川 1F)
営業時間
平日 11:00~13:30
土日 11:00~13:30、18:00~19:30
定休日
不定休