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いよいよ“総力戦”の「満開公演」が実現! MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025 C公演:第11幕『ACTING ON MY OWN』ゲネプロレポート

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MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025 後期 C 公演:第 11 幕『ACTING ON MY OWN』舞台写真

2025年4月18日(金)、KAAT神奈川芸術劇場にて幕を開けたMANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025 C公演:第11幕『ACTING ON MY OWN』。前期2公演に続き、後期2公演の1作目へと突入したエーステの“新たな物語”はまだまだ続く!

ライバル・GOD座とのタイマンACT、そして初代MANKAIカンパニーメンバーとのタイマンACTを経た新生MANKAIカンパニーの次のミッションは、全メンバーが参加する「満開公演」の実現。先輩たちが残し繋いできた思いと現役組の実行力の全てを注ぎ込んだ、24人の総力戦が始まる。

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会

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満開公演の演目は『Last Planet』と題された壮大なスペースオペラ。全てにおいてボリュームたっぷりの作品だけに、初の試みとして前編・後編の2作に分けて上演することを決定、前半の主演を秋組リーダー・摂津万里(水江建太)が、後半および全体の主演を春組リーダー・佐久間咲也(横田龍儀)が務めることとなった。そして、このC公演で描かれるのは万里の葛藤。これまで「人生イージーモード」で過ごしてきたなんでもこなしてしまう彼が「演劇でなければいけない理由」を追い求める姿を中心に、「役者はなぜ舞台に魅了されるのか」について問い続けるストーリーとなっている。

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会

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万里役の水江健太は自身の放つ熱で観客の熱をも誘発し、やんちゃだった少年がクレバーな演劇青年となる成長過程を瑞々しく体現していく。また、万里の「問い」にそれぞれの思いで気持ちを返してくれるMANKAIカンパニーの仲間たちの、年齢も境遇も抱いている未来図も様々な“素顔”も心に沁みる。ここまでカラフルで等身大な群像劇が楽しめるのはやはりエーステならでは。本当になんとも贅沢な座組である。

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会

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ひとつの作品を上演するまでに繰り広げられる役者たちの日々のドラマ、いわゆるバックステージ&完成した作品を劇中劇として届けていくのがエーステの基本形。それは今作でも変わらないが、その深さと解像度がよりリアルにこちらに迫ってくるのは、MANKAIカンパニーの時間が私たちの時間と同じだけ進んでいるから。楽しかっただけの時期は過ぎ、夢が現実となり、その現実がまた新たな夢や希望へと繋がっていく。もちろんそこにはたくさんの成長痛や自らの手でしかぶち壊せない壁だってある。その一つひとつと真正面から向き合っていく個人と、理解し支えていく仲間。彼らの人間力、役者力、表現力が分厚くなっていく過程をリアルタイムで知れば知るほど、もっと応援したいと思うし、もっと彼らの舞台を観たいと願ってしまう。公演を重ねるほどに互いの“本気”が豊かな土壌のごとくどんどん踏み固められていくのだ。

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会

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『Last Planet -ep01.Origin-』を観ていても、「この当て書きは脚本家・皆木 綴だからこそ」「セットも効果もスケールがすごい。監督さん、今回演出気合い入ってる!」「瑠璃川 幸の衣裳デザインのクオリティも上がってるよなぁ」「一作の中でも各組の色が際立っている。これぞ満開公演」と、MANKAI劇場に通うファンの気持ちで感想が湧いてくるのはすでに自然な感覚。もはや私たちのほうが彼らの住む世界へと侵入してしまっているのだろう。劇中劇、後半への期待が高まるクリフハンガーなラストも憎い演出だった。

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会

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A、B、C公演の全てにうっすらと漂っていた不穏な空気、MANKAIカンパニーの活動に影を落とす何者かの策略が少しずつ見え始めてくるサスペンスタッチな展開と共に、今作で初登場する劇団百花の存在も非常に気になるところ。あらゆる角度から「演劇」と「役者」を描いていくエーステカンパニーの一致団結にどっぷり浸かれる4部作は、この3作目でまた少し風向きが変化している。彼らの物語がどこへ辿り着くのか——D公演が待ち遠しい。

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会


キャストコメント

■摂津万里 役:水江建太
A公演、B公演が無事に幕を閉じいよいよC公演が開幕します。
主演の紬さん、天馬を筆頭に劇中劇を務めていたメンバーが皆本当に素晴らしかったのでバトンを繋げるよう自分も精一杯頑張ります。
正直なところこれから舞台に立ち何を思うのかどんな気持ちになるのか、今はまだ分からないです。でも信頼できる仲間がいると実感できる環境なので、みんなを頼りながら一生懸命がむしゃらに責任を持って摂津万里を演じたいと思います。
何卒、応援よろしくお願いいたします!

■天立 甲 役:鮎川太陽
劇団百花 天立 甲 役の鮎川太陽です。
ご観劇くださっている皆さま、誠にありがとうございます。
僕は今回エーステ初登場ということで、とても楽しみにしております。
劇団百花という劇団は、フルール賞(作品内における演劇賞)ノミネート常連のトップ劇団であり、MANKAI カンパニーと巻き起こる事件などいろいろありますが、C公演は見せ場もたくさんいただいておりますのでぜひ客席から応援していただけると幸いです。
とても面白い舞台ですのでぜひ楽しみにしていてください。そして、ご来場できない方はぜひ配信をご覧ください!
よろしくお願いします!

■竺川葵士 役:白石康介
多くの方々に愛されている「エーステ」に、今回葵士くんとして参加させていただけることをとても光栄に思っております。
2年前の「ACT2! ~SPRING 2023~」公演では、タンジェリンくんの声を途中まで担当させていただきました。
そのときも、大きなやりがいを感じながら取り組ませていただきましたが、今回は「五感すべてで楽しんでいただける」ということで、より一層気が引き締まる思いです。
キャスト全員で、最後まで笑顔で駆け抜けられるよう、ひとつひとつの公演を大切に、心を込めて演じてまいります。
どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします!

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