朝ごはんにもランチにも! 富山のイタリアン名店CIBOが手掛ける6席だけのサンドウィッチスタンド【ROSETTA O MICHETTA】
好みの具材をパンに挟んで、アレンジも無限大なサンドウィッチ。
ハム&チーズなどの気軽に食べられるものから野菜たっぷりの贅沢仕様なもの、さらにはホットサンドやクロワッサン、バゲットのサンドまで、作る店や家庭ごとにバリエーションもさまざまです。
そんなサンドイッチの専門店として、手の込んだ惣菜をたっぷりと挟む屋台仕立てのスタンドショップが富山市にあります。名前は「ROSETTA O MICHETTA(ロゼッタ オ ミケッタ)」。
かつて富山市中心部にあった名物イタリアンレストランで、現在はSOGAWA BASE内のパスタ専門店「CIBO VERA PASTA」や花水木通りの惣菜店「CIBO DELI BAKE」を運営する「CIBO」が手掛けています。
▽「CIBO VRA PASTA」についてはこちらの記事も▽
全部で6席だけの小さな店
朝8:00オープンで朝ごはんにも
店があるのは、花水木通りと電車通りが交差する富山市上本町の交差点すぐそば。市内電車の上本町電停の目の前です。
ボルドーのトタン屋根や外壁が目を引く長屋風の建物には3軒の飲食店が入居していて、「ROSETTA O MICHETTA」があるのはその一番手前、道路側です。
店内も外観と同様、ボルドーの壁。ナチュラルウッドの棚板に所狭しと並んだ食器や什器、オリーブ色のカウンターにアイスケースも相まって、限られた空間にぎゅーっと凝縮された世界観がかえって洗練された印象です。
カウンター席は4席、テーブル席は2席。合わせて6席だけの小さな店です。
レジ横のアイスケースには、色鮮やかな野菜やハム、ソーセージがサンドされたものや、フルーツやクリームチーズなど甘めの具材のものまで、15種類ほどのサンドウィッチが並びます。
営業は朝の8時から。テイクアウトも可能なので、朝ごはんやランチにちょっと贅沢なサンドウィッチを楽しむことができます。
イタリアンの定番トリッパもサンドイッチに
「ROSETTA O MICHETTA」の看板メニューがトリッパのサンドウィッチ。
牛の胃袋のハチノスをトマトと煮込んだイタリアンの定番メニューがたっぷりサンドされています。
モツ独特の食感やくさみが苦手な人もいますが、CIBOが手掛ける店とあって「ROSETTA O MICHETTA」のトリッパは丁寧に下処理され、じっくりと煮込むことでくさみがなく、トロッとした食感を楽しめます。
そんなトリッパを挟むのは、特徴的な形のパン。
重厚感があり、外はカリッと香ばしく、中はもっちりとした食感でイタリアではよく食べられる定番のパンです。ローマでは「ロゼッタ」、ミラノでは「ミケッタ」と呼ばれることから、店名の由来になりました。昔から食べられているシンプルなパンで、トリッパの味わいを邪魔しません。
店内限定!とろけるチーズの熱々サンドも
ロゼッタをはじめとして、店のサンドイッチはそれぞれの具材に合わせたパンが使われています。
店内限定のクロックムッシュとクロックマダムに使われているのは、フォカッチャ。食パンやハード系のパンよりも口あたりが軽く、最後までおいしく食べられる工夫がされています。
注文が入ってから15分ほどかけてじっくりと焼き上げるクロックムッシュは、外がサクッとしたパンとあっさりしたチーズと濃厚なベシャメルソース、塩気のある豚モモのハムが相性抜群です。
店内だからこそ食べられるアツアツのサンドイッチです。
店舗情報
【ROSETTA O MICHETTA】
住 所 富山市上本町4-7
営 業 8:00~14:00(店内L.O. 13:00)
定休日 水曜、不定休あり