農園主の藤原さん、BBQで地域と交流刻む 18年で延べ200回
厚木市及川にある藤原農園主催のバーベキュー(BBQ)イベントが、9月に200回の節目を迎えた。
このBBQイベントは、農園主である藤原光雄さん(71)が定年まで勤めた(株)リコーの同僚らとの交流を目的に、まだ会社員時代だった18年前にBBQを始めたのがきっかけ。以来、BBQは毎月開催。回を重ねるごとに藤原さんの農業仲間なども参加するようになり、いつしか地域住民にも呼び掛けて、その交流の輪を広げていったという。
食材の仕込みなどは妻の手も借りながら行い、季節に応じて餅つきや流しそうめん、そば作りなどの余興も企画する熱の入れようだ。今では毎回20人ほどが集まる規模にまで拡大し、参加者からは参加費を募るものの「収支は赤字」と藤原さんはいう。それでも、「みんなが楽しんでもらえれば、それでいい」と笑い飛ばす。
地域とつながる機会に
藤原さんは都内で生まれ、就職をきっかけに厚木市へ越してきた。会社員時代に畑の管理をすることになり、現在は農園経営や指導なども行っている。また50年以上各地でボーイスカウトに携わり、現在は厚木第3団で副団員長としても活動している。18年続を振り返り、「地域の人も来てくれるようになり仲間も増えた。これからも多くの人に参加してらい、地域交流をしていきたい」と話した。
次回は10月26日(土)に開催。ビンゴ大会なども予定している。会場は藤原農園(及川517付近)
問い合わせは藤原さん【電話】080・1084・9592へ。