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新『アナコンダ』予告編を観たら予想外だった ─ ジャック・ブラックとポール・ラッドがリブート映画撮影に挑む

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南米アマゾンを舞台に、大蛇の脅威を描いた人気モンスター・パニック映画シリーズ『アナコンダ』が令和に復活する。新たな主演は『スクール・オブ・ロック』(2003)『マインクラフト/ザ・ムービー』(2025)などのジャック・ブラック、『アントマン』シリーズのポール・ラッドだ。

ジェニファー・ロペス主演の第1作『アナコンダ』(1997)は、若き撮影チームがアマゾンを探索する途中、偏執的にヘビを追う密猟者サローンと出会い、想像を絶するヘビの恐怖と対峙することになる物語。批評的にはふるわず、第18回ゴールデンラズベリー賞に輝いたが、ジャンル映画ファンの間では支持を獲得。2004年に『アナコンダ2』、2008年に『アナコンダ3』、2009年には『アナコンダ4』が製作されたのち、2015年には、巨大ワニのパニック映画『U.M.A レイク・プラシッド』シリーズとクロスオーバーした『アナコンダ vs. 殺人クロコダイル』も発表された。

この最新作は、過去作品のリメイクや続編ではなく、シリーズを“再創造”するもの。その意味とは……?

映像の冒頭では、ジャック・ブラックが「もう待ちきれない。『アナコンダ』をリブートしよう」とメタ発言。どうやら、ブラックとラッドが演じる2人が映画『アナコンダ』を新しく作り直すという設定らしい。制作にはざっと250万ドルが必要だというが、融資では9400ドルまでしか降りない模様。

そこで彼らは「インディーズ・スタイル」に則り、低予算での制作に挑む。ボートや脚本、ヘビの専門家や本物のヘビを用意して撮影に挑むのだが、撮影中の事故でヘビを殺してしまうトラブルが発生してしまう。

『アナコンダ』映画なのに肝心のヘビがいなくなっちまったぞということで、彼らはジャングルで別のヘビを探すという危険なタスクに挑むことに。そこに、マジの本物巨大ヘビが出現。リアルな映画を撮るために、そしてこの危険なジャングルから生還するために、彼らはバカデカアナコンダから必死に逃げなければならない……。

『アナコンダ』過去作をなぞり直すのではなく、新たに映画を作るという一風変わったコンセプトが見どころ。監督はニコラス・ケイジ主演の『マッシブ・タレント』(2022)を手掛けたトム・ゴーミガン。脚本はゴーミガンとケヴィン・エッテンの共同執筆で、これは『マッシブ・タレント』と同じ布陣となる。米配給はシリーズの伝統と同じくソニー・ピクチャーズ。

映画『アナコンダ(原題)』は2025年クリスマスに米公開。日本での情報も待ちたい。

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